美容師・美容室経営の【お金】にまつわるお話。
~目指せスタイリスト平均年収500万円の店 第5弾~
この題名で続けていくつもりはまったくなかったのですが。。。
5回目となっています(笑)
しかもまだまだ続きます(笑)
今回は前回までの続きで予告してた通り【店販】のお話。
美容室・美容師をやっているともうすでに耳にタコができていると思いますが。
ディーラー・メーカー・コンサルがサロンに何年も前からずっと言ってるこの【店販】。。。
いっこうに解決しないサロンだらけのこの【店販】。。。
はっきり言います!
普通にしてたら絶対に解決なんてしません!
普通に頑張っても長期的な解決なんてしません!
4/22の記事で書いた【利益低下問題】でも言っていますがこの問題、もっともっと奥が深いですし業界の闇も存在します。
はっきり言うと不利益をこうむっているのはサロンとお客様。
不利益を負わせているのはディーラー。
簡単に言えばこういうことです。
この流れを一つ一つのサロンが変えていこうとして業界全体が変わらない限りこの問題は絶対に解決しません。
ディーラーが変わればすぐに美容室に本来あるべき利益が戻ってくるのですが。。。
ディーラーは絶対に変わりません。
この物流の流れで現在がすべて構成されて企業として運営しているわけですから変わるわけがありません。
絶対に期待してはいけないのです。
だから美容師・美容室が変わっていかなければいけないのです。
先ほど『利益が戻る』と言いましたが【利益低下問題】で書いた内容の部分では『利益が上が
る』というよりは美容室専売品が他に流れて利益を失っているわけですから『利益が戻る』の表
現が正しいと思います。
あとは『利益率を上げる』という部分でも動かなければいけません。
『店販を売れ売れ』だとか『店販を売らなきゃ売らなきゃ』という問題の前にやることがあります。
それが『利益を戻す』と『利益率を上げる』の両方です。
この準備が出来てから売れる売れないの問題です。
がこの準備が出来た時点で自動的に売れます。
売る気になります。
ようは売り気になれないような状況だから売れないし店販比率も上がらないのです。
では『利益を戻す』と『利益率を上げる』をどうすればいいのか?
これはサロンで売る商品とその仕入れ値がすべてです。
どうセレクトするかです。
でもそこには壁が立ちはだかります。
それはディーラーです。
正直、現在はどこでも(量販店・ドラッグストア・ネット)売ってるような美容室専売品という偽りをもった商品を美容室に高い卸値で売りつけています。
そして選択肢もなくそれをサロンは買ってお客様に売ります。
でも本当に選択肢っていなんですか?
ディーラー任せに商品をセレクトしようとするから選択肢がないわけでディーラーが一番利益が出やすい商品を売りつけられているだけではないですか?
続きは次回またお話しますね。
網野参吉