以下引用
http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/131109/plt13110923550035-n1.html
「思慮深さが足りなかった。この一言に尽きる。本当に身勝手な振る舞いだった」
山本氏は8日、記者団に神妙な表情でこう語った。参院議院運営委員会はこの日、山崎正昭参院議長が厳重注意したうえで、任期中の皇室行事への出席を禁止する処分を決定した。山本氏は受け入れる意向を示した。
ただ、山本氏は記者団の取材時に、「すでに二重橋に行って、時間があるときは陛下におわび申し上げている」と、衝撃のトンデモ行動を明かした。11月に入って複数回、二重橋を訪れているという。処分を受けた直後に、明かす必要のない事実の“暴露”だけに、記者団のなかから「言えばさらに迷惑になると想像がつかないのか」などの声が上がった。
引用終わり
「思慮深さが足りなかった」と過去形で話している山本太郎参議院議員ですが、思慮の足りなさは未だ変わらずのようです。
皇居の二重橋で天皇陛下に向かって頭を下げるという大衆向けパフォーマンスを見せた山本太郎参議院議員に対し、取材しようとした「週刊新潮」の記者を、山本の取り巻き(横川圭希)が吊るし上げている動画が You Tube にアップされています。
以下引用
http://www.youtube.com/watch?v=mtINL-ddQRE
喧嘩腰でねえ、なんか新聞記者が話しかけてきてねえ、突然動画が回ったらねえ、私は何も聞いてねえとか、わけのわかんないこといってんだよ、コイツ。
ちゃんと頭も下げないで、うんぬんと言ってこれるわけえ?
なにがかまわねえんだよ、日本語しゃべれよ
そっちが喧嘩売ってきたんジャン
かまわないって、どういうこと?かまわなくねえんだよ。
おっしゃてないなんていってねえじゃん、敬語ちゃんと使えよ
動画が流れた瞬間にその態度やめろよ。
みんな、こんなんだぜ、週刊誌の取材って。
あほかあ。
書いたらどこまでも追い詰めるからな、お前のことを。
引用終わり
いやいや、凄い発言です。国家権力が一記者に対して「書いたらどこまでも追い詰めるからな」なんて発言をすることの重大性を、この山本は解っているのでしょうか。
もちろん、「言ったのは横川という一個人で、山本ではない」という弁明は成り立たないわけではありません。ただ、そもそも山本は、二重橋へ何をしに行ったのでしょうか。「陛下にお詫びを申し上げている」(厳密には陛下の前に立つことは出来ないので、二重橋で謝罪パフォーマンスを行なっているに過ぎないのですが)にしては、随分態度が不遜ではないでしょうか。「お詫び」をするために、この横川某というチンピラを同行する必要があったのでしょうか。
横川圭希なる人物、あちこちで問題を起こしている「いわくつき」のようで、「ユーストリーム」の放送で、菊地誠大阪大学教授に対し「ほんっとにおまえ、リアルで殺すぞ。おまえほんとに」と発言して警察沙汰になっています。
この横川が関わる「オペレーションコドモタチ」というのがまた、いかがわしい団体で、被災地の子どもたちの甲状腺検査のための費用を集めると称して、NPO法人としての認可も受けないまま寄付金募集をし、収支報告もなされていません。この件については「おはぎやさん」が追及されています(togetter.com から「OPKオペレーションコドモタチの実態調査」で検索してください。「オペレーションコドモタチ」のドメインはその後、中古ドメインとして販売に出されています)。
山本太郎の周辺に集まる人物は、いかがわしい連中が多く、こんな人物が国会議員をやっていることに、戦慄さえ覚えます。東京都民は一体どういうつもりで国会にこのような人物を送り込んだのでしょうか。中核派学生組織のトップ織田陽介とのツーショットもすっぱ抜かれています。単に天皇陛下への不敬にとどまらない問題を孕んだ、トンデモ政治家と言えます。今後も山本については継続的に書いていくつもりですが、有権者の皆さんも山本については、その「背後」も含めて、注意深く観察されることをお勧めします。
追記
問題の動画が(おそらく横川によって)削除されたため、動画のURL を更新しました。