(立ち話のAとB)


A「あの〜、こんな事言って余計なお世話かも知れませんが、お宅のお子さんなんですけど...」

B「え?うちのがまた何かやらかしましたか?」

A「遮断機にしがみついて遊んでましたよ...それから、傘を線路の方に差し込んでました...幸い電車は来てない時だったみたいですが...」

B「ホントに?そんな危ない事!すぐ注意します!教えてくれてありがとうございます!」

A「まだ、あるんですけど...」

B「まだ?すみません、もうどんどん教えて下さい!」

A「滑り台の上から石投げてましたよ...」

B「ナニ?ホントですか!あんにゃろ~!それで誰もケガしなかったんでしょうか?」

A「ケガはしなかったみたいですけど、危ないと思いまして...ホントごめんなさい...」

B「いやホントに教えてくれてありがとうございます!」

A「もうひとついいですか?」

B「あ〜、全部言っちゃって下さい!」

A「一度、相談なさった方がいいと思いますよ...」

B「発達障害とかのですね。ありがとうございます。そうします。」

A「あの子ちょっと変わってるって皆んな言ってますよ...」

B「ええ、そうですね、変わってますよね。ご迷惑お掛けしました」

A「ホント、余計なお世話みたいな事言ってごめんなさい...」

B「いえいえ、気にかけてくれてありがたいです。」

A「それじゃ、よろしくお願いします...」

B「本当に、ご迷惑お掛けしました。ご連絡ありがとうございます。」











(ずっと下げていた頭をゆっくり上げる)
(以下、Bの独り言)


「もうとっくに、分かってるんだけどね。もうずっと戦っているんだけどね」

「もう何回頭下げたかな」

「それでも私だけは...私だけはお前を信じる…」

「変わってるって?変わり者バンザイだよ!」

「大好きだ変わり者!そういう私も変わり者!あはははは...」

(夕日を見上げる。オレンジ色の涙が伝う)












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