珍しく夜中に連投。
前回記事の「危険な過去への旅」を観たのは、「アキバレンジャー痛」の最終回(12話)を観て、なんだかいたたまれなくなり、ちょっと気分良くなりたかったからです。
「TОS」にはヒーリング効果もあるんですよ。初代「ウルトラマン」にもある。
で、わざわざ気分を害する(であろう)記事を書くのもいかがかと思ったんですが、やはりなんか書かずにおれない心境なので。
前にもあまりいい視聴者の方には好ましくない書き方の感想文を書いたんですが…
一応、何周か遅れですが、毎回見続けてました。
やっぱり同じ自社作品を「公認様」と呼び、昔同人誌や自主制作映画でもやらなかった露骨なパロディの数々…は笑って観てられる部分もあったんですが、「伏線」だの「死亡フラグ」だのスタッフ側楽屋オチみたいな数々にはどう笑っていいのかわかりません。
そもそも劇中主人公が言っている「スーパー戦隊シリーズへの憧れ」が感じられないのです。
最後はチガウヨープロダクションが巨大ヒーローによってニチアサ(日曜朝)枠を狙ってくる!という話でしたが、チガウヨープロダクションとは、円谷プロが海外版権使用問題で20年来モメにモメ続け(尖閣諸島問題なみに)未だに根本的な決着がつかないタイのチャイヨープロダクションのもじりであり、原色コテコテのニセメガロマンみたいな巨大ヒーローはそもそも円谷巨大ヒーローのパロディである事がわかる。
古谷徹さんの声(!)のこの巨大ヒーローはもちろんアキバレンジャーに倒されるんだけど…。
自社作品のセルフパロディは笑って済ませるけど…
何か今も安泰とは言えない円谷プロに対しての「王者」の余裕というか皮肉というか…
いたたまれない気持ちになりました。
同業他社を皮肉るぐらいならスポンサー様に挑戦するようなセルフパロディーでもやって見せろよ!出来ないだろ?それは!!(暴言)
…と思ってしまう。
…こんな事を感じるのは僕だけかもしれませんが。
僕は40年来の東映ヒーローファンであり、戦隊シリーズのファンでもある。
ファンだから勝手な事言いますが
東映の旗の下、(僕に言わせれば)潤沢な予算があって素晴らしいスタッフで作れるんだから、「ちゃんとしたヒーローもの」を作って欲しいです。
…でも、「アキバレンジャー」は作品として支持され、こうして続編も作られてるんだから…
「ちゃんとした」作品なんでしょうねぇ、やっぱり。
ごめんなさい。すみませんでした!もう寝ます!!