中国の日本アニメ好きの友人に「「ガンダムシード」みたいなアニメやってますね」と聞いてネットで観てみた「革命機ヴァルヴレイブ」。
知らなかったです。サンライズの久々の「ガンダム」以外のロボットアニメ。
「ガンダムシードみたいな」と言ってたのは主題歌故か?
主役メカは「00」で武士道の人が乗ってたMSみたい。キャラは「コードギアス」みたい、と思ったけどキャラ原案星野桂??
脚本・シリーズ構成は「スターボウズ」のノベライズを引き受けてくださった(のは彼の経歴にはもう残らないだろうなぁ)大河内一桜さん。
なんか、いろいろ総力戦な感じ。
学園コロニー(ではないけど)が舞台の宇宙戦争ものにヴァンパイアや魔術っぽい要素も入れ、仮面ライダーと同じ名前のイマドキ草食系モテモテ純情キャラとヒイロ・ユイやゼロっぽいクール(だけどお喋り)&タフネスキャラのダブル主人公で、ヒロインも幼馴染残念美人と元アイドルの腹黒ヒロインのダブルヒロイン…
進撃な感じの残酷描写もけっこうアリで、主人公はいつもだらだら血を流し、あっさり人が死ぬ。今の卑屈な日本政府と米中を模したような国家描写。美形の変態揃いの(」だけど際立ったのはいない)敵キャラたち。微エロ・ぷるんぷるん・SNS・拡散・炎上…
ああ、書いててイヤになってきた。最近話題のもの、はやりのキーワードてんこ盛りで何が何だかわからない。
天才の書く脚本は凡人の僕には理解できないのか、そもそもぼくのアニメを観るスキルが落ちているのか、加齢(?)のせいなのか…
データ至上主義で理屈で感動を数値化したような…自分でも何言ってんのかわかりませんが、実際はそういう作り方してないんだろうけど…
なんか面白いっぽいんだけど、ぼくには全然わかりません!!
…ていうのが正直な感想です。
まだ9話までしか観てない(これ何話まであるんでしょ?)し、序盤で観るのやめたのに、後で観直したら超ハマった同じくサンライズの近年オリジナルアニメ「ゼーガペイン」の例もあるし、もう少し観続けてみようとは思いますが。
日本では(最近中国でも)「進撃の巨人」が話題のようですね。
ちょっと観ましたが、ぼくにはもう到底ムリ(;^_^A面白さや人気がある理由はわかるんですが。
中国ではまだ理由もなく少年(児童)がスーパーロボットを苦もなく操り、謎の宇宙人と戦うみたいなアニメを延々とやっています。
夜は「ヴェッカー1983」のシナリオ直しや設定作りをしてる訳ですが…
日本のエンタメは行くとこまで行き過ぎた。
「今」は瞬速で「過去」になり、行き場のみつからない「未来」を探してさ迷っている…気がします。
中国の牧歌的なというか…何も考えてないように見える(実際何も考えてない)アニメや、マネする事だけ世界一で次に何をマネすればいいか待っている…待ってないで先に行けよ!という感じ(笑)の中国のエンタメもずっと迷走し続けていますが。
ああ、この今回の記事もなんか変な語り口調になってる。
「ヴァルヴレイブ」はそんなアニメです(どんな?)。