この前、中国の戦隊を紹介したんですが、日本の戦隊シリーズも、ほぼタイムラグなしで(「強龍者」のタイトルで)中国でも観れます。
「強龍者」僕的にはけっこうアタリ?です。
中国戦隊を観てから観ると尚更やっぱり本家はシナリオ、演出、キャラクター、すべてが格が違うというか同じような事をやってても全然違う。37年の積み重ねの上に出来ているものだ思います。
坂本監督信者でもあるので初回4回続けて、飽きずに観られました。主役5人のキャラ分けも定番っぽくありつつ少しずつズラしてあるのがイイ。
ピンクも久しぶり?に強いピンク。お姉さんっぽさもありつつ可愛いのがイイと思います。
革新的意欲作(視聴率は「ファイブマン」を下回るワースト記録だったといいますが)だった前作から、先祖返りして定番戦隊風になった…とも言われますが、「ゴーバスターズ」で得られた革新的な試みはしっかり画やストーリー構成にもちゃんと反映されてると思います。
これがやはり、「続ける事を続けている」強さでしょうね。
そして37年続いていても、「子供が初めて観るテレビシリーズ」としての新鮮さも保ち続けていると思います。
「ゴーバスターズ」の新しさにいまいちついていけず、「ウィザード」のノリにもノレなかったので、もうヒーローものを(楽しく)観る感性が僕の中から消えかかっているのかと思ってましたが、まだまだいける!(?)とちょっと安心。
僕の思う作品の面白さのひとつって、作品を見て「こいつら(登場人物)に会ってみたい、こいつらのいる世界に行ってみたい、そこで暮らしたい」と思える事だと思っています。
アニメと違って実写ヒーローものはそれを実現できちゃう(実際はそいつらを演じている人に会える、撮影場所に行ける、だけなんですが)のがイイんだと思います。
僕が戦隊でそう思えたのは最近だと「ゴセイジャー」以来。(…で実際会ったりはしてないんですが)
中国も含め、ネット上では全世界から観る事が出来るとはいえ、世界の子供たちに「パワーレンジャー」ではなく、この「本来の」「本当の」戦隊シリーズを観てもらいたいな、と思います。