1983年 | 監督ブログ  wecker

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「時空警察ヴェッカー」シリーズの原作・監督 畑澤和也の個人ブログです。
現在中国広東省で活動中

2003年が明けまして

今年は「宇宙刑事シャリバン」の30周年であり、その1983年は僕にとって忘れ難い年です。


何度かココでも書いている最愛の人を亡くした年であり、それを機にアニヲタ(「聖戦士ダンバイン」の年でしたね)から特撮ヲタに転向(?)した年でもあります。


あの事がなかったら、僕は単身シャリバンに会いに撮影所を突撃する事もなかったろうし、今ではたぶん奥さんや子供もいて、アニメ関係の何らかの仕事をしてたんじゃないでしょうか?


1983年までの記憶ははっきりあり、アニメに関しても「ダンバイン」まではいくらでも語れる(し歌える)んですが、1984年から上京する1991年までの記憶がどうも曖昧です。

特撮同人誌に熱を上げ、東映撮影所に(京都から)通い詰めてはいたんですが…


その7年はずっと何かから逃げたい、何をしていいのか分らない、何もできない…そんな鬱屈した日々だった気がします。


上京を機に、その7年間で同人誌や自主制作映画で知り合った友人たちと、意識的に距離を置くようになった気もします。

上京するなり、いきなり疎遠になった畑澤を「裏切り者」と呼ぶ人もいたようです。

今更ながら、もう一度あの頃の友人(とはもう思ってもらえないか)と会いたい気もします。


間違いなく僕の人生の分岐点だった1983年。


「シャリバン」30周年で、渡洋史氏も未だかつてなく燃えています。

もう一度彼が「シャリバン・伊賀電」として僕らの前に登場する事を、友人としてよりファンの一人として心から願っています。


僕にとっても大切な30周年。

何か記録と、皆さんの記憶に残る事をやりたいと思っています。


皆さんは1983年は何をしてましたか?

天野めぐみさんは生まれた年だね。