ここ数回の中国関係の記事に対して「私は半日運動絶対反対です!」というメールを日本留学生の中国人の方からの頂きました。
「中国人すべてが」または」日本人すべてが」という事ではなく、「自分は」どう思っているのか、をちゃんと発言する事が大事なんでしょうね。
今回はいつも?に戻ってヲタ記事。またまたアニメの話。
朝6持半から(!)絶賛放送中!の「聖闘士星矢Ω(omega)」。
中国でも(この事もその是非はともかく)後に続く戦隊シリーズや仮面ライダーと同じく放映日の数時間後に中国語字幕入りでネットで観る事ができます。
最初やはりかなり絵が違う事や、「ここまでショコタンを楽しませんでも」みたいなどうでもいい事が気になって抵抗あったんですが…
最近週一の楽しみになってます。
東映アニメの「星矢」は時系列的には「天界編」(作画・演出的にも最高峰!だと思う)が最後で、これが未完のまま、完全新作かよ!な感じだった訳ですが、髄所適所に前作(ちゃんと、原作ではなく東映アニメの前作)を踏襲したシーンが散りばめられていて、正統派続編、になってます。
それでいて、玩具メーカー(苦笑)に縛られない完全新作東映王道ヒーローアニメになっていて、嬉しいです。むしろこの事が(まったく他人事だけど)ホントに嬉しい。
正統派東映ヒーローアニメは「プリキュア」だけか!?と思ってましたからね。
「聖闘士星矢」はブームのころ、周囲のお姉さんたちに交じって同人誌作ってました(周囲のお姉さんより女らしい絵だったので女の子だと思われてた)。当時は氷河&カミュが好きでしたね。
「真紅の少年伝説」は1本のアニメ映画としても傑作だったと思います(「天界編」はそのリメイク)。
前は女性キャラの扱いがあまりよくなかった(みんな仮面つけてたしね)んですが、本作ではちゃんとメインキャラの中に「聖闘士ユナ」という女性セイントがいて、これが、キャラデザイン、コスチューム、声、アクション、もちろん性格設定すべてがストライク!です。
緑川光氏熱演の主人公光牙も、星矢より感情移入し易い、ちゃんと東映アニメ主人公になってる!
逆にもうタイトル「聖闘士光牙」でいいんじゃね?とおもうぐらい。
でも、最後は古谷星矢に、いいとこを根こそぎ持ってかれるんでしょうか?
残念なのは荒木伸吾さんのレイアウト、原画で観られない事です。直井正博さんら、前作スタッフも原画に加わっていて、随所リスペクトは感じるんですが…。