折り返し! | 監督ブログ  wecker

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「時空警察ヴェッカー」シリーズの原作・監督 畑澤和也の個人ブログです。
現在中国広東省で活動中

無事3日目、時組、空組終了しました!


今日は時組公演を「ウルトラ大怪獣バトル」の南翔太さんが観に来てくださいました。

空組公演には、初代ヴェッカー 時空刑事ユリーの天野めぐみさんと、その子供時代を演じた寺門仁美さん(綺麗なお姉さんに成長して、声優さんとして活躍中!)が来てくれました。


時空刑事リタには密かにユリーの姿を投影してます。

ユリー本人も「そうだと思ったわ」と(笑)言ってました。


亜里沙の最後の決め台詞

「歴史は誰かが創るものではない。一人一人の人生が積み重なって歴史になる」

も、ユリーの台詞です。

「時空刑事アリサなら、そういうでしょうね」と続くんですが。


ちなみにリタの最後の台詞

「歴史は変えられない。でも、未来は変えられる。我々が未来をどう見るかは我々の意識次第だからだ」

もD‐02の冒頭に出てくる某博士の言葉です(お気づきですよね?)


エンディングテーマは

ヴェッカー第1作「ファーストヴェッカーと呼ぶべきか、ヴェッカーオリジンか?」のエンディングテーマのリメイクです。

アレンジを大幅に変え、歌詞を変えているので気づかなかったかもしれませんが。

いきなりの思いつきで、予定になかったのに皆に歌ってもらう事にしました。

無茶フリなのに、高田あゆみさんはじめ、みんなで振り付けも考えてくれました。

お客さんがノッてくださってると、目頭が熱くなります。


前にも書いたかもですが、今回は新生第1作なので、いろんな部分が第1作のセルフリスペクトなんです。


そして我らが渡洋史さんはほぼ毎日来てくれているので、殆どのキャストと(ゲストに至るまで)仲良しになったようです。

誰とでも(どんな年代の人とも、動物とも)一瞬で仲良くなれるのが羨ましいです。


僕自身はどれだけキャストのみんなとの距離を縮められたかわかりません。

熱を出して苦しんでいる女の子にも、「君の代わりはいないんだから頑張れ!」としか言えない。


今日で折り返し地点。

今日のゲストは奈津子さん。双子の亜希子さんが風疹に倒れ、亜希子さんのぶんまで頑張ってくれた。

稽古中、双子なのに芝居がぜんぜん違った。

でも、今日は二人で一人を演じているようだった。

「アルシオーネ編」は自画自賛甚だしいけど、いいホン、いいシーンになったと思います。

このシーンを経て、リタは本当の主人公になったと思う。

伊藤梨沙子ちゃんの日に日に目に見える成長、眩しいです。


フォンチーさん以外に亜里沙が考えられなくなってきた。アリサの理想、僕の理想の亜里沙になってくれました。


他の子たちも体調不良を押して、ホントにがんばってます。


残り半分。ダメ出しなんかもうしたくない。


パンフレットにも書いたけど


「今、君たちは世界でいちばん可愛くて、カッコいい女の子だよ!」


ちゃんと直接言うよ。最後には。


心から。