何やら超多忙(^_^;)なんですが、昨日封切りの映画『あしたのジョー』を見たく、ナイトショー(深夜1時からの回)を観て来ました。
『ヤマト』に続く往年の人気作品の「完全実写化」映画。
杉野&出崎コンビによるアニメが有名ですが、連載当時石橋正次主演で実写映画化された事もあります。その当時は「再現不可能」とされ、殆どボクシングシーンの描写が無かったんですが、今回の映画は本編の殆どが(CGを駆使した)ボクシングシーン。
原作漫画のレイアウトや一部アニメ演出の再現等もあり、確かに「完全実写化」。
ヤマピーのジョーも何度か杉野顔(ちば顔でなく)に見えたり、あおい声に聞こえたりもしてかなりの再現度。
伊勢谷の力石もCGの力を借りて(笑)極度の減量に成功。
実際カッコよかった。
ストーリー、設定も白木葉子の衝撃の過去!が描かれた以外は、上手く整理はされているものの、ほぼ原作通り。
ファッションや街並み等も昭和40年代初頭を忠実に再現してました。
たぶん、どこからどう観ても完全に『あしたのジョー』だったと思う。
…で、面白かったか!?と言われると…
「すごい再現度だ!」としか言えない。
かなりガチで殴り合ってはいる(ような)んだけど…。
やっぱり出崎演出、杉野キャラによるあおい輝彦のジョーの方が、(アニメなのに)血の通う「生きた」人物に見えました。
(映画化の報を聞く前、深夜の再放送にハマってたから…もあるんですが)
忠実な再現度故にかえって細部の違いが気になったりはするかもしれませんが、原作ファンの期待を裏切ってはいないと思います。
原作を知らない出演者目当てで観に行った若いヒト(笑)の感想も聞いてみたい気がします。
さぁ!2時間寝たし(^_^;)、これからまた「あしたの為に」稽古だ!
立て!立つんだ!立つんだ俺!!