あしたの為に その2 | 監督ブログ  wecker

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「時空警察ヴェッカー」シリーズの原作・監督 畑澤和也の個人ブログです。
現在中国広東省で活動中

正月明けいきなり3連休でしたが、皆さんいかがお過ごしでしたか?

僕は再放送を待ちきれず、「あしたのジョー2」のDVD6枚を「大人借り」して、朝まで(さっきまで)観てました。ざっと30話分(^_^;)
仕事以外で、こんなに続けて映像観るのって久し振り!昔はよく「フィルムマラソン」とか言って友達集めて「イデオン全話鑑賞」とかしたもんですが(バカ)。

もう「真っ白に燃え尽き」たよ。

一人の男(観てるウチにかけがえない友達に思えて来る)の短くも誰よりも充実した一生を見届けた感じ。

原作も全巻読んだし、本放送時も観てたハズなのに、何でこんなに面白いと思えなかったんだろう…
ロボットや変身ヒーローが出て来なきゃ気がすまない(笑)世界でずっと生きてきて、今もそんな世界がエンタテインメントの王道であると信じてはいるのですが…

今になって「当たり前の人」が頑張り抜いてヒーローになって行く姿に強く憧憬を感じます。

もちろん、矢吹丈は「当たり前の人」じゃないですが…。

「500円に釣られて始めたボクシング」が世界タイトルを争うまでになったジョー。そして「ボクシングをやっていなかったらオレはどうしていたか、思いつかねえ」程に。

真っ白に燃え尽きたジョーは死んでしまったのか?
未だに作者自身明確にしてませんが、今も泪橋へ行けば、あの頃の丹下のオッツァンぐらいの年齢の口の悪い元プロボクサーが、「あしたの為に」を今時の若いヤツに教えてるかもしれない…と僕は思います。

ちょうど1年ぐらい前、某映画会社プロデューサーに「あしたのジョー」実写映画の企画に乗らないかと誘われました。
一瞬、静弦太郎演じる実写映画がアタマをよぎり(笑)、その頃忙しいのもあってお断りしたんですが…。

改めて実写映画化はしない方がいいと思いますが…(何故か「がんばれ元気」は実写で観たい気がする)どうなったんだろうなぁ…。


さぁ!これから寝るぞ~っ!…じゃなくて、仕事だ仕事~!