サムライトルーパー | 監督ブログ  wecker

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「時空警察ヴェッカー」シリーズの原作・監督 畑澤和也の個人ブログです。
現在中国広東省で活動中

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最近発売された「烈火のリョウ」
個人的にはタカラから(「ミクロマン」でも)復活して欲しかった。
カッコいいです。なんかカッコ良すぎ!テレビ(塩山)版というかOVA(村瀬)版っぽいです。

…とかマニアックなオモチャ話はそれぐらいにしておいて…
「鎧伝サムライトルーパー」は、間違いなく80年代後半のサンライズを代表する作品です。
簡単に説明すると「シンケンジャー」みたいな…って説明になってないですね。現代にまで鎧と共に使命を受け継いだ五人のサムライたちの話です。
作品人気はもとより、個々のキャラクター人気は凄まじく、演じる声優さんたちの人気は今の声優ブームの比じゃなかったです。

…故に何度もリメイク企画もあり、実写化、ミュージカル化(!)の話もあったようです。

でも、「ガンダム」等のロボットものと違い、リョウやトウマたちそのものが主人公である「トルーパー」のような作品は、その人気故にリメイク、続編は難しいようです。

リョウたちは、やっぱりあの時の草尾さんの「声」、そして塩山さんらの「画」以外には考えられない…と。

そして実写化!「セーラー○ーン」の例もあるし(個人的にはキライではない)やっぱりキャスティングの違和感は誰が演ってもあるでしょうし…

「トルーパー」は、実際の新宿をちゃんとロケハンしてかなり忠実に再現してたり、もともと実写指向(と思える)作品でした。

だからこそ、逆に実写化は難しいんじゃないかと思いますね。小さな違和感ばかり目立っちゃう気がします。
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「そうっ えんんっざぁぁぁ~ん!」
…でも、こういう「鎧ヒーロー」は(あくまで新ヒーローとして)実写ではあまりいないので観たい(撮りたい)ですね~