「コンバトラーV」の劣化コピー作扱いされる場合が多いですが、ロボットそのものも世界観、ストーリー、キャラクターも大好きでした。
周りににいたアニメ好きのお姉さんたちの影響もあったのでしょうが、初めて自分が「アニメファン」だと意識した作品でした。(「同人誌」に参加したのも、これが初めてでした)

わが家の「ボルテス」コーナー(笑)
畑澤のヲタクぶりをどんどん露呈してってますね。イヤ、たいしたヲタクじゃないんですが。
さて「ボルテスV」、今見直すとストーリーもですが、作画も素晴らしい!
荒木伸吾氏同様に崇拝する金山明博作画監督による、荒々しくも洗練された…そして魂のこもった画の数々…



…あれ?ハイネルばかりになった。
ハイネルはライバルキャラ…ていうか悪のボスに相当する敵キャラです。
「勇者ライディーン」のシャーキンに始まる長浜忠夫監督、市川治声の「美形悪役キャラ」の頂点だと思います。
特に最終回は作画、演出、市川治氏ほか声優陣渾身の演技…全てが感動のクライマックスを盛り上げ…今観ても、何回観ても、熱くなれます。
「下等な人間ども」と蔑み続けた建一(主人公)が実の弟だと知り、憎み続けた男が父だと知るハイネル。
初めて「兄さん!」と呼ぶ宿敵の呼びかけに静かに首を降り、垣間見た父の顔を見て

「おとうさん…」と呟き、炎の中へ消えていく…
こんなにも悲しく、そして美しい敵キャラの最後を、僕は他に知りません…
この「おとうさん…」というセリフ、いくつも録って一番ぎこちないテイクを使ったんだとか。
長浜監督、市川治氏…両氏とも既にこの世の人ではないんですよね……。
もっともっと長浜ロボットロマン、観たかったな…市川治さん…一度でいいからお仕事ご一緒したかったなぁ…。

ヒロイン岡めぐみ(*^^*)も大好きでした。お嬢様っぽいルックスにして甲賀流忍者らしく…チーム最強のアクションヒロインでした。
誰かコスプレしてくれないかなぁ