台湾には、台湾人、外省人、原住民、客家人という民族が住んでいるんでよ。
台湾通の人ならご存じですよね。
原住民は16の部族が居るんだけど、その内の6部族が住むのが花蓮なんだ。
花連には、台湾人、外省人、6部族の原住民、そして、客家人が住んでいる。
だから様々な文化を楽しめるんだ。
客家人は独自の文化、習慣を持っているんだ。特に、客家人は昔から「晴耕雨読」と言って、晴れている日は畑仕事に精を出し、雨の日は勉学に励むというとても勤勉家な民族なんだよ。だから、花蓮県鳳林という地域では、台湾国内で最も多くの校長先生を輩出しているんだ。
客家人のシンボルマークが桐の花。この桐の花をデザインした客家柄生地は日本でも人気があるそうだよ。
色鮮やかで、でも、嫌味の無いデザイン。この客家柄生地をテーブルクロスにしているお店が、鎌倉茶寮。
どう、なかなかいい感じでしょう。
鎌倉茶寮では、本格的な台湾の味が楽しめるんだ。
オーナーさんのお爺さんは、花連でも有名な人。
日本統治時代に、美味しいお米を作り上げ、そのお米は今でも台湾ではブランド米なんだよ。
さらに、花蓮でコーヒー栽培を成功させた人。
そうそう、戦後、始めて日本に台湾バナナを本格輸入したのも、オーナーさんのお爺さんなんだぜ。
鎌倉駅西口から駅前広場を市役所の方へ向かって徒歩2分。市役所を正面に見て左手にあるビル(鎌陽洞ビル)の二階。不動産屋さんの隣。
ここへ行ったら是非、試して欲しいのが、「蜜香紅茶」「馬太鞍(マータイアン)コーヒー」。共に、台湾で無農薬栽培されたもので、味は格別。
(蜜香紅茶)
(馬太鞍コーヒー)
日本には沢山の台湾料理のお店があるけど、台湾に永年住んでいる私が自信をもってお薦め出来るお店、それが、鎌倉茶寮。
ちなみに、私は鎌倉茶寮の回し者ではないからね(笑)