自分の心の平和を保つために。 | 美姿(Bi-Sugata)ウォーキング ~心も身体もしなやかに強く美しく~ 

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美姿(Bi-Sugata)ウォーキングスクールの公式ブログです。男性・女性・子ども達のウォーキングレッスンを各地で開催しています。

昨日の夜、珍しく娘と言い合いになった。
いつもなら流せることが
どうにも引っかかってしまったのが原因。
 
普段自分が誰かのためにすることは、
自分がしたいからしたこととして、
そこで完結してしまうことにしてる。
だれかに贈り物をしたことも、
手を貸したことも、
時間を割いたことも、
自分がしたかったからしただけで、
相手から同じようにしてもらおうとは思わない。
私はしたのにっていう気持ちは持たないと決めてる。
 
なんだけど。
昨日はそこに引っかかってしまった。
食事のことも身体のこともメンタルも、
これだけフォローしているのにその態度はなに?と。
 
今朝娘から、昨日のことに関してLINEが来て、
自分はこう思ってたと色々説明していて、
いつもだったらそんなこと十分わかっているので、
これはそっとしておいた方がいいパターンだなってなるのに、
なんで引っかかったんだろうと考えた。
 
そう。
こういう風になるときは必ずぐっとこらえてるものがある。
 
今回はたぶん誕生日の朝のこと。
今日一日はのんびりゆっくり羽を伸ばそうと、
前の日から準備をして楽しみにしていて。
いいお天気で気持ちよく朝シャンしていたら、
私のところに母がやってきて。
「里香におめでとうと言わないといけないんだけど。
と言う。
「けどって何?」
と聞くと、
「私は里香を産んでよかったのかわからなくなってきて、
 おめでとうっていいのかどうなのか・・・・」
と言って泣き出した。
 
よく聞けば、自分が私にしてきたことを後悔している
ということだったんだけれど、
1年に1回の誕生日の朝に
親に産んでよかったのかわからない
と言われる子どもの気持ちは、
やっぱり全く考えないのだろうと思った。
 
言いたいことはいっぱいあるような気はしたけれど、
「私は今幸せに生きてるので。」
としか絞り出すことができず、すると母は、
「じゃ、おめでとうでいいのね。」
とほっとしたように言って自分の部屋に入っていった。
 
前ならもう一日を台無しにされたような気持ちで、
腹立たしさでいっぱいになったと思うけれど、
諦めのような気持ちだけですんだのは、
それまでにたくさん彼女を許せていたからだと思う。
 
母は自分の後悔でいっぱいの気持ちを私に吐き出して、
なだめられて気が楽になったわけだけれど、
私にとっては楽しい気持ちを萎えさせるのには十分な出来事で、
その先のお酒はちょっと味が違ったような気がした。
 
その日はそれ以上自分をもやもやさせるのも、
マイナスの気持ちにさせるのも嫌だったので、
それはきっぱり忘れることにして一日を過ごしたのだけれど、
吐き出されることのなかったそのもやもやした気持ちが、ずーーーっとおなかのあたりでくすぶっていたのだと思う。
 
そこに来てこのところ私のマイナス感情を刺激することが続いた。
 
1つは法務局。
法人登記に関して書類に不備があるのは嫌だったので
(仕事もたてこんでいたので)、
わざわざ前日に予約を取って、
相談窓口に書類を一切合切持って行ったのに、
提出した後「不備があるから訂正しろ」と電話がかかってきた。
 
仕方ないから作り直して持って行って、
「こういうのが嫌だから、
前日にわざわざチェックしてもらいに来たのに、
なぜその時教えていただけなかったんですか?」
と聞いたら、一旦すみませんと謝っておいて、
「ただお言葉を返すようですが、
相談窓口は最終チェックの場ではありませんので。」
と言われた。
 
なんだ、その結局こっちは悪くありません見たいな感じ。
私は、別のことを相談しに行ったわけじゃなく、
明日提出だから不備がないかチェックしてください
とお願いしたのに、それは業務怠慢じゃないの?
じゃあ行ったのはまったく時間の無駄ったということですね?
と思ったけれど、それを言ったところで
何も変わらないのでやめた。
やめたの。
で堪えた。
 
そして決定的だったのが昨日、ある人のSNSの投稿で、
私の仕事を全否定されたような気がしてしまった。
(それも普段なら別の解釈ができたはず)
 
でもそこで、今まで堪えてきたものが
マリモ羊羹の皮を爪楊枝でつついた時みたいに、
つるんとむき出しになってしまったんだと思う。
 
一気に負の感情に飲み込まれた。
すべて一方通行のような孤独感や、
報われない寂しさ、
空回りをしているような疲労感、虚しさ。
 
そこに娘のことがあって、
もう抑えるということができなくなった。
可愛そうだけれど娘はとばっちりを受けちゃったわけで。
しなくてもいい喧嘩だった。
 
やっぱり言わないといけないんだと思う。
うるさい奴だと思われようが、クレーマーに見られようが、
嫌なものは嫌、それは違う、やりたくないと。
自分のことは自分で守らないといけない。
堪えるのは美徳でもなんでもない。
 
こういうことを書くと、
「あんまりああいうこと書かない方がいい」
と忠告を受けることもあるけれど、
自分の心の平和を保つために書く。
嫌なら見ないでほしい。
 
とりあえずこれはリセットするためと、
これから先の備忘録。