某月某日
某乗馬倶楽部に長年預けていた鞍を取りに行ってきました。
鞍の他には馬の頭に着ける頭絡や腹帯、あぶみなどひとセット。それから鞭(ムチ)とチョッパー、ブーツに拍車。
お馬さんの蹄に油を塗ってあげるための刷毛もありました。
鞭は馬を走らせる時に合図するためお腹をペシるもので、チョッパーは自分のふくらはぎに巻く革製のレッグウォーマーのようなもの。拍車は、発進の合図を馬に強く伝えるために自分の踵につけて、馬のお腹にチョンと触れる金具です。
クラブハウス入口に立つお馬さん像。
建物の中にはシチリアの馬車や、古式の鞍など展示され、馬具美術館のよう。

手前に写ってる車は全く関係ありません。
奥の馬場では馬場レッスンの最中です。

クラブハウスには馬具をはじめ馬グッズをたくさん販売しています。

乗馬ブーツ👢はいまやファッションに欠かせないアイテムになっているし、キルティングの綿入れコートは馬の馬着にそっくりです。馬着とは、お馬さんの防寒用に着せるフード。
ファッションに影響を与えた馬具をいろいろあげていたら埓(らち)があきませんね…“らち”は馬場の白い囲いのことを指します。

ちなみに、馬の蹄に打つ蹄鉄は、切れ目を上にして立てると幸せを逃さない、としてハッピーの象徴としてお守りになるそうです💕