みんな~元気ですか~🎵
アートゼミ的にはGWに突入しましたが、小学校では遠足に行ったところもあるみたい。
円山教室の近くでは、小学校のこどもたちが体操服姿で水筒を持って“暑っう”て感じで下校してました。
せっかくのお休みです。岡山県内だけでもいろんな場所でアート鑑賞が親子で楽しめます。
ここ、吉備高原都市でも…。

別荘地、そして住宅地として開発された岡山市の北にある吉備高原都市にオープンしたすてきなギャラリー、吉備高原アートハウスにお邪魔しました。
展覧会のタイトルは“あたりまえのこと”。
今回は堀尾貞治さんという作家さんの展覧会。1950年代~始まった“具体”というアート運動の作家の一人です。
私もですが、みなさんには初めて見るものばかりかも。
ギャラリーの建物は有名な建築家さんの作ったものだそう。コンクリート打ちっぱなしの技術では超絶難しいと言われている、斜めの角度をもたせた天井がすごい。
右に垂れてる巨大な紙は、オーナーの方の作品です。あ、もちろん許可を頂いて撮影、アップしてます。
押入れスペースに嵌め込んだパネルには、ペンペン絵画。オシリペンペンじゃないよ得意げ得意げ木の枝で絵具をペンペン叩いて描いたんだって!
題名のユルさとはうらはら、動きとパワーを感じる絵画です。
ねっ?ペンペンって書いてあるよね😁
なんでもないあたりまえの道具に、毎日まいにち絵具をこすりつけて作ったオブジェたち。じーっと観ていると愛着がわいてきました。
ギャラリー内の至るところにオブジェがあります。窓から見た外が1枚の絵みたいラブラブ!きれいだなぁ
まどに直接描いてある文字。釣り竿で描いたんだって😃字が浮いている~
外から入る光もたのしめます。
ギャラリーには堀尾さんの本もあり、それを拝見すると具体がどんな活動なのかよくわかります。
冬は雪につつまれるという高原で、ご自分のお宅を解放してたくさんの人にアートを感じてもらいたいというオーナーさんの想いと努力を感じた時間でした。