三角の色紙を貼り付けた円盤になにやら作業を施してるのは、私の甥っ子S之介。もうすぐ小3。
アートゼミのブログでは新生児の頃から登場しています。

このカリキュラムは、色同士を隣り合わせて置くことで生まれる視覚的、感覚的効果の実習と
それに白の糊絵具をランダムな厚みで塗ったり削ったりすることで材質感や材料に対する理解を深める意味があります。

紙に絵具や糊を塗ると、乾くときに大きく反り返るのですが、厚手の段ボールを円に切ったものに貼り付け、縁をマスキングテープで補強します。

最近、指先の不器用なこどもが多いとよく言われますが、たしかに工作を作りたいと思っても、こんなちょっとした作業が一人でできないとすぐに前に進めなくなってしまいます。

こどもたちも、おかあさんたちにも、このカリキュラムってナニヲシテイルノ??って最初は思うかもしれないけど、いろいろな意味が込められているんです。


この日の仕上げは、早くできて時間が余った子だけパステルで複雑な色合いにします。
S之介、手慣れた様子でパステルを指で伸ばしては、出来映えを何度も確認します。

そういえばお誕生日プレゼントにあげたがなぁ(あげたよね)?

うん、もらった!

家で使っとる?

使っとる!

じゃあ今度描いた絵もってきてな!

無言。

つっこみすぎたか…(^-^;

ではこんどはパステル画のカッコイイかきかたを教えて進ぜよう。