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天井高5メートルの優れた建築のアートガーデンギャラリーは、オトナの空間ですが、そこにこどもの作品を飾り毎日レクチャーをしている行為って、日本広しといえどもほぼないのではと自負しているヨーコ先生です。

この一週間、レクチャーでお話する内容もじつは少しずつ変化しました。

お母さんやお子さんからも素晴らしい感想をいただいてます。

総数400点に迫る巨大作品展ですが、
作った子の作品が分かるようにしてあげる教育的視点を大切にするアートゼミは膨大な労力と時間を費やしてキャプション(名前の札)を作りました。

今回のような、空間を見せる展示は作品同士の相性や大きさ、色など複雑な要素をクリアしなくてはいけないので、レイアウト決めは大変な作業です。
学芸員資格を持つ、アートゼミ代表昌人先生が美しく見えるよう展示の配置をまず考えます。

それが決まってからキャプションの名前を組んでいくので時間的にも後回しになるわけです。

わたしたち、みなさんが何気なく見ている展覧会は、学芸員さんの大変な努力、知力、知識の結晶なんですよ
d(⌒ー⌒)!

あるおかあさんが

会場全体がアートとして見れるって素晴らしいです!
嬉しくて神戸のお友達に思わず写メールしました!

って報告してくださいました。うれしいご感想です
(*´∇`*)
そのお母さんは県外の大きな展覧会に積極的に出掛けて行き、お子さんにもアート鑑賞をふんだんにさせてあげています。

そして
昨日のレクチャーでは

ギャラリーは絵を買うところ

というお話が昌人先生からありました。

消費社会の現代、
快適な生活をするためには車、衣服、家、様々なものを手に入れなくてはいけません。
しかし、それらは手段だし、一生同じ車を持ち続けるわけではありません。

生きていく上でまず大切なのは、いろんなことを感じたり、気づいたりする人間のベースづくりですよね。

ギャラリーに足を運び、自分の感性で手に入れた作品を自宅に掛けて毎日見ることで心が豊かになることは大切だとおもいます。

というお話でした。

皆さん、心を動かされたご様子で
50号のキアスムの絵がほしいと言った子のお母さんは空白になっていた値段を聞いておられました。

ギャラリーでは高橋昌人とわたし、ヨーコ先生の作品を熱心に観るお母さんの姿も目立っていました。

お母さんの感性が豊かになると、家庭が明るくなる!
家庭が明るくなるとみんなの目がかがやく!
これ、保証します
( ̄∇ ̄*)ゞ

まずは、感じるちからを豊かに耕すこと…ですね(^^)