円山アトリエから徒歩で行けないこともない距離にある百間川のすぐ近く、
富山中学校の北の山の中には柾(正)木大明神というパワースポットがあります。
ずっと気になっていたそのスポットに、山桜を見がてら探検に行ってきました。
戦国時代は岡山の東端の要害、山城として、百間川~岡山平野を見渡す山頂に正木城があったそうですが、
宇喜多などの7千の兵に攻められ落城した際にそのお城の姫様が娘を抱いて山から馬で駆け降り、百間川河畔にある井戸に身を投げたということです…。
後にその井戸をお祀りした際に笄(こうがい・女性の髪につける飾り)が井戸に浮いてきた…ということで「笄の井戸」という名前が井戸につけられたとか…!!
河原にある大きい井戸でした。
そういうことだったのね…。
一枚目の写真の山の中ほどには柾木神社と称して小さなたてものがあり、
「パワースポット水売ってます♪」
と貼り紙がしてあったりして少し荒れた様相でしたが、山腹に鎮座する巨石にしめ縄が張ってある様は独特のふんいき…。
織田信長の安土城が山城としては有名で、海に面した山の頂上にあったそうですが、ここも同様。
岡山平野はほとんど干拓でできているので、その昔は海だったんですよ。
円山アトリエは坂の上だから古代ではギリギリ陸地だったと思います。
周辺地名も 山崎、湊、海吉と海にまつわるもの多し。
円山は山だから陸地が多かったのかな?


