さて次は三十三間堂のすぐ近く、京都国立博物館です。
松山ケンイチなどが出演していた“GANTZ”にこれによく似た建物が出てきませんでしたか?(おこりんぼ怪人の場面)東京国立博物館も洋風の特徴的な建造物です。
ここでは「南無阿弥陀仏」を提唱し室町時代の仏教に大きな影響を与えた“法然”にまつわる絵巻や仏像、歴史的に貴重な文書、はては当時の携帯用お経ブックや携帯用仏壇など面白い御物が満載です。
平日なのでお客さんは少なめでしたが、クレー展の時よりも皆さんの目線が濃いというか真剣…。
“極楽浄土”や“往生”など、やはり日本人の奥底に刷り込まれたものがあるのでしょうか…?
法然上人の生涯をたどった絵巻はとても分かり易く、色彩も美しい。
岡山で生まれたということで、岡山からも幾つか出品。
日本史を知らないとちょっぴり取っ付きにくいかもしれませんが、予備知識のない小さなお子さんにも見ていただきたい展覧会でした(^_^)v
