生徒さんのお母さんとお話していたら
「今日はアートゼミで何をしたの?」
ってこどもに聞いても
「忘れた」
とか
「わからん」って言われるんですよ。
とお話いただきました。
作品を持って帰るのはだいぶ先だし
もって帰った作品のどこがどんな風に優れているか判断するのは一般の方には、とくに子供の絵の場合難しいことです。
最近小学生クラスでやっている布を使ったコラージュは、
先生でも説明するのがひと苦労な一品。
ちょっと画像で見てみましょう。
小2Tちゃん カタチが素晴らしい。
背景は、四つ切画用紙に青色の仲間の色でナミナミを描き(筆使いの練習)
その上にお魚を紙に描いたものを切り取り布に貼って
輪郭に沿って切り取ったものを背景の画用紙に貼り
その上からクレパスでお目目や模様を描き
そのまた上から絵具を混ぜたボンドでツヤを出しました。
・・・ううむ。これを小1や小2のお子さんに説明させるのはちょっと難しい気がします・・・( ´(ェ)`)
筆者も一生懸命ブログでご説明に努めますが
今日!何やったのかな って早く知りたいのがお母さんのキモチ
とりあえずこんな聞き方からしてみてください。
絵具は使ったの?
筆はどんな筆使ったの?
何を描いたの?・・・など具体的に。
お子さんが答えやすい質問をまずは投げかけてみることで、説明の練習が少しずつできることでしょう。
小2のSちゃん やはりカタチがよいのと、布のセレクトがよい!
布の選び方、いいですね。透明感や水の質感がでています。
繊細な作風に、小学校になって男の子らしい野性味が加わったようです。
この春は中国に里帰りされましたね。
やはり遠くから来てくださっています。
複雑な過程をよく話を聴いて、覚えて、画材をとりに行き、実行する・・・
大変ですがこんなメニューをこなした後にはかなり実力がついています。
現在配本中の育児情報フリーペーパーHUGHUG(はぐはぐ)6月号には
そんなアートゼミの理念と効能が
取材記事のかたちで取り上げられました!ありがたいことですぅ~
その記事の内容は次回の日記でご紹介したいと思います。
今日のもひとつ、話題は
先週ご紹介した現代アート書店
サテライトさんが企画されたイベントが
こんなふうに。
世界各国、もちろん東京でも開催された、いろんな人がスライドでペチャクチャ発表するイベントが
同じように岡山でも開催(しかも奉還町でっ!)されました。
すばらしいことです。
ペチャクチャナイトhttp://www.pecha-kucha.org/
ぺチャクチャナイト@岡山http://pecha-kucha.org/daily/2010/05/14/pkn-okayama-vol-1/