3月下旬、大学や高校、中学入試の合格発表が聞かれる頃となりました。



昨日はうれしい知らせが1件。



小2からアートゼミに来てくれているSちゃん。



今年中3の彼女の志望校は難関の岡山県立城東高校でした。



1月になっても2月になってもアトリエをお休みして勉強に専念する・・・なんて気配はまるでなく



「絵を描くと癒されるんですよ~息抜きですね~(´∀`)」と、いつもどおり、いや今までにまして大人っぽい油絵を描いていました。



気がつけば3月になり、昨日めでたくサクラサク桜祝日の知らせを本人から聞きました。



小6のT君も、これまた難関、岡山県立岡山操山中学校志望でしたが



アトリエを休む気配はなく、これまた合格でしたクラッカーおめでとうございま~す!!



平常心・・・なんて旧い言葉ですがそれと同時に



絵を描いて脳を柔軟にストレッチしてリラックスさせることが勉強の成果につながったのでは・・・と言っても過言ではないような結果でした。




アートゼミ卒業生の過去のデータ


多摩美術大学 芸術学科2名合格


武蔵野美術大学 デザイン科合格


神戸大学 文学部合格


岡山県立岡山朝日高校 合格


岡山県立岡山城東高校 2名合格


岡山県立岡山芳泉高校 2名合格


岡山県立総社南高校(美術コース) 2名合格


岡山県立岡山操山中学校 2名合格


川崎医療福祉大学、尾道市立大学、倉敷芸術科学大学などの美術系学部に進んだ人も多数です。





さて、今日のレッスン画像はまたまた混色と筆の使い方の練習。



積極的に手を挙げて先生の質問に答えているのはこの4月から1年生のDちゃんです。



机の上の様々な画材のレイアウトもきちっとできるようになって



描画のスピードも速くなってきました。


アートゼミこども絵画教室の日記


先週に引き続きですが、目に見えて上達がみられる子が何人か。


アートゼミこども絵画教室の日記


この春小1のお子さんが多いクラスは、静かな緊張感と期待が入り混じっているようです。

アートゼミこども絵画教室の日記



美術教育から「鍛錬」という要素を取り払ってから


美術教育の迷走が始まった、と教室主宰者の高橋昌人は言います。



筆者と同じかそれより前の世代は


芸術とは自由にするもの、というイデオロギーにさらされ、また信じている人も少なくないのですが


今現在私達が感動しながら鑑賞している多くの画家は徒弟制度のなかでその技量を磨いてきました。


現代アートの作家も厳しい美大受験をくぐってきた人が多く(奈良美智は愛知県立芸大、村上隆は東京芸大)


日本画家(平山郁夫は東京芸大、小倉遊亀は奈良女子高等師範学校卒業後安田靫彦に師事)などは徒弟制度、お弟子さんの最たるものです。



自由、自由、ということのあやうさを厳密に考えることがこれからの美術教育の中で大切だと思います。