別に難しくはないんです。
17世紀オランダのレンブラントは工房でたくさんの弟子を使って大量の絵画を制作していたんですから。
当時としては分かりやすい内容の数々…だったのではと。
しかしやはり時代も何百年も隔りがあると
よくわかんない絵もあるようで。
今見せているのは「トゥルプ博士の解剖学講義」という絵です。
高名な医師トゥルプ博士の解剖授業を弟子たちが一生懸命見学、勉強している図なんですが
初めてこの絵を見るこどもたちには何のことだかあまりわかりません。
「病気の人を運んでるとこー!」
「お見舞いに来たひとー!」
など、珍解答続出f^_^;
他にはドラクロアやロマン派の絵なども見てもらいましたが
フランス革命の絵(自由・平等・友愛)とか
「奴隷」が王様の家来に殺される絵など
彼らの知らない概念がたくさん出てきました。
イマを知るためには歴史の正しい知識が必要です。
こどもにとって難しい文章ではなく
まずは絵画のビジュアル面から親しみを持つと
今後につながるのではないでしょうか、という教育をアートゼミではしています。
