こちらは大原美術館の美術講座この日の講師、
神戸大学の宮下規久朗先生の講演前の打ち合わせの様子をパチリ。
右の学芸員の方は教え子でもあるそうで、
先生を前に緊張して、神戸大学を東京大学って言いまつがいされたのが微笑ましかったです(*^▽^*)
筆者、かぶりつきの席だったんですねー
ちょっとお下品な(/ω\)表現ですが、なんとこの後の講演に「かぶりつき」というキーワードが出てきます。
こちらは大原美術館所蔵のモディリアーニの作品。
最後の恋人(実際は奥さん)、ジャンヌのお腹に赤ちゃんがいたときの絵と言われています。
よい作品です。
S字型曲線が頭頂部から下半身に向かってみてとれる構図です。
首がとても長いですね!
モディリアーニが深く影響をうけたイタリアの絵画には
優美な長い首の女性がたくさん出てきます。
ここで、宮下先生、唐突に鬼太郎にでてくるろくろっくび
の画像を・・・!
「何の、関係もないんですけどね(*゚ー゚)ゞ」といっておられましたが
暗い会場にスライド画像と、寝る条件
はそろっているので
あるいみありがたい展開です。
最前列で撃沈してしまったらシャレになりませんから
。
下は、名古屋市立美術館が3億円かけて購入した「お下げ髪の少女」
名古屋市立美術館には、この少女の金太郎飴を売っており、
その名もモジリアメ(飴)というそうですさすが名古屋だミャーΣ(・ω・ノ)ノ!
そして下がモディリアーニの作品でも注目すべきジャンルの裸婦像。
何も、モディリアーニが特別エロいヒトだったわけではなくて
この時代、裸婦像が流行っていたんですね。
その証拠に
日本人のレオナルド藤田、キスリング、ピカソ(ピカソはそうかもしれないけど・・
)、etc...みんなこぞって描いています。
手、足が画面から切れていたりぎりぎりだったりしますね。
他の裸婦もほとんどそうです。
こうすることで、人物が画面からグッと出てくるような効果が得られます。
宮下先生によるとこの効果を前述の「かぶりつき効果」と呼んでいらっしゃるようで・・・
うわお(///∇//)
90分間ノンストップの充実した講義の後は
共通チケットで大原美術館の分館(日本館、工芸館その他)を見て回りました。
何回見ても飽きません。
それくらい充実したコレクション。
東洋館の、ゴンゴン効きまくるちょっと旧式のクーラーがあり難かったです。![]()
敷地内の蓮の花。めだかもいます。
お外には、美術館所蔵の作家の名前を冠した「エル・グレコ(16~17世紀の画家)」
そしてまたお外にはアクセサリ売りのおじさんがいます。
こちらは美術館の対岸の風景です。
絵のようでございます。
余談ですが
8月22,23日に大原美術館で子ども向けワークショップ
チルドレンズ☆アート☆ミュージアムhttp://www.ohara.or.jp/200707/jp/4_info/data/001.html#headline_cam
が開催されるそうです。
美術館でコアな体験をお子様にさせてみたいなーと思っている方、面白そうですよ。
ではまた![]()









