先のブログを読んでいただいてる方にはおわかりですよね。
モネショックから気を取り直して、庭園写真をご紹介しましょう。
様々なハーブ、お花が咲き乱れ
100種はゆうにあろうかとおもいます。
ちょうどお水をまいたばかりで、ローズマリーのよい香りが漂っていました。
この、睡蓮と水面に映る木の影。
モネの絵をまだ見たことがない方は、ぜひ見てみてください。
このあと地中美術館では、500号以上はあろうかというような巨大なモネの作品が合計5点も。
床は大理石のタイル、壁は白、巨大なアクリル板で絵を覆って丁寧に展示してあるモネの作品だけの部屋で
鑑賞したモネの睡蓮の連作は19世紀の絵画だってことを思わず忘れてしまうほど現代美術だった・・・・![]()
モネっていいなあ。
あの、近代絵画の父セザンヌが
「モネはただの眼だ、しかし、素晴らしい眼だ」
と言った意味、直島に来てはじめてわかりました。
色が大変美しく、空間を感じ・・・:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
19世紀フランス絵画から出てきたようなベンチ。
こちらはモネと同時代の、人物画で有名なマネの絵にも出てきそうだなって思いました。
フランスにあるモネの庭には、日本風の太鼓橋があるそうですよ。
モネの庭を堪能したら、地中美術館入り口です。
ここからは一切撮影禁止です。
最初に見たのはジェームス・タレルの「オープンスカイ」。
天井が四角く切り取ってあり、そこから見える空はセルリアンブルーのキャンバスのよう。
白い壁の静かな部屋は、光線の具合だと思いますが人の肌や洋服の色が大変印象的に美しくみえるのです。
ジェームスタレルの他の作品は
いずれも“光”が大きなテーマになっていると感じました。
光という粒子の物質感。
作家の仕掛けによる光の操作によって実際の空間の奥行きが違って感じられるという錯覚を味わうことで
自分の立っている位置や感覚をもう一度疑ってみることができる面白さ。
モネの部屋を味わった後は
ウォルター・デ・マリアのインスタレーション。
地中美術館はすべてが地下なのです。
たぶん地下3階から1階までの巨大な空間のなか
インディージョーンズに出てくる洞窟をころがる大岩のような巨大な黒い御影石が中央に鎮座。
そして壁には三角や五角形、四角形の断面のマホガニーの角柱が金箔を施されて3本セットでたくさん飾ってあります。
まるで祭壇のような展示ですが 金箔 マホガニー材 様々な角柱・・・などのくみあわせに謎々がかくされているかもしれません。
現代アートは自分の持てる知識を総動員して考えたり思いをはせたりするきっかけにもなりえます。
これだけの空間を用意してもらえるとは、なんて贅沢な装置なのでしょうか。
ここまでたっぷり鑑賞するともうお昼。
後半は
ベネッセハウスに行って豪勢にランチするぅ~?![]()
ウフッ
・・・・なんてのんきに構えていたアートゼミスタッフでしたが
そうは問屋がおろさないぞー
・・みたいな事態がわたしたちを待ち受けていたのでした。
(°Д°;≡°Д°;)
つづく



