アートゼミこども絵画教室の日記


で、先日の日記の続きです。



H高校の担任の先生は



クラスでの最後のHRで、



一枚の大きな布をだいじそうに取り出しました。



黒板いっぱいに広げられたおおきなその布は



じつは体育祭の時にクラスの応援に使うため



何人かで一生懸命何日かかけて縫ったものでした。




ところが体育祭当日その布は結局使うことができないまま、ゴミ置き場に捨てられる運命に。





しかし、担任のN先生は翌日学校がお休みなのにもかかわらずわざわざ出向き



ひそかにその布を拾い上げ



卒業式のその日まで大切に保管していたそうです。




「先生、みんなに見せるために今日までこの旗を取っておいたのー!」

ここからはかなりリアルな先生の語り口です。女性言葉ではなくて、もっと歯切れのよい男性の語りかけ口調)



「世の中には、無駄なものはない、だれかがきっと見ていてくれる!」



言葉は簡潔ですが、この中にはいろんな意味が見て取れますね。



先生にもちょうど同じ歳(高3)のお子様がいらっしゃるということで、とてもかわいがっていただいたそのクラス、



余談ですが筆者も三者面談のとき



大学が県外なんで、方向オンチの娘がイキナリ無事に受験会場までたどりつけるじゃろーかという話になり



お母さん(筆者)の付き添いが必須ということになったのですが




洞察力のすぐれた先生は筆者のアバウトな性格もしっかり見抜いておられたのか




「お母さん、だいじょうぶですかねーべーっだ!!?」とツッコミをいれていただきました(*⌒∇⌒*)





そのはなしを身内にしたところ




「そりゃーそーじゃろ、超ウケるーー」ヽ(゜▽、゜)ノ




なつかしいなぁ