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このブログを読んで下さっている方は建築家安藤忠雄をご存じの方も少なくないと思います。


東大名誉教授である、ガラガラ声の、
日本を代表する建築家のひとり。


その安藤教授が東大の入学式で講演したのが題して


「親離れ子離れ」


その内容をNHK教育の番組で語っておられました。


語り出しは…


「東大の入学式は学生三千人に対して父兄六千人来ている、あきれてしまいました」



…すんません、筆者夫婦雁首揃えてK大入学式行きました…


「しかも親の方が着飾って来ている!」


…すんません、筆者この機会に23区のスーツば新調しましたが娘は洋服のはるやまのスーツですたい…


で、気を取り直して

安藤教授のお話は、


大学時代は死ぬほど勉強しなさいというシンプルなお話。


受験勉強で燃え尽きてしまい、大学ではのんびりする、なんて意識がありますが、学生時代はいくらでも勉学に励めて、友達の出合いもあります、というお話。


そう、筆者が行った美大においても似たような現象はあります。


研究所(美大の予備校のことをこう呼びます)でしこたま入試向けの絵を仕込まれ(多摩美向け、ムサビ向け、芸大向け、なんてのがアルノヨ)、


美大に入っちゃったらあんまり描かなくなる人や


卒業後にフェイドアウトも少なくない美大生事情


ここではそれについては語りませんが、


筆者このトシにもなって、


今まで

ビンボーにも負けず、

美大生はアホだという偏見にもメゲず、


続けてよかったかも、って思います。


なぜならば


一芸を突き詰めると


他のどんなものにも共通項を見出だせ、


違う視点から思考することができるから。


特に美術は、


イメージ力を強化するチカラがあるので


いろんなものを理解認識するのに役立つソフトを入手したも同様なのよ!