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サクラが咲いたら入学式の季節、

筆者、多摩美の入学式会場は、当時は八王子校舎の大きい方のフツーの講義室。

多くはGパン姿のカジュアルな格好で、さすが美大のバンカラな雰囲気が漂っていたものです。


もちろん、そこに親の姿なぞあるわけもなく、

お母さん同伴など、

“この軟弱もの~”

と思っていたものですが


時代は変わり


そんな、元美大生の筆者もスーツを新調して娘の入学式に新幹線に乗り神戸まで、という体たらく。


何のことはない、

新入生のオカンであります。


単科大学の美術大学とは異なり

このたびは総合大学

K大学の入学式はポートアイランドのホールにて、ライブコンサートならば大入り満員の推定四千人超でありました。


入学式記念講演は今最もノーベル賞に近いと言われている研究者、K大学出身で京都大学教授の
山中伸弥教授


K大学卒業後、大阪市立大で医学を研究後にアメリカに渡り、ノーベル賞受賞者がゴロ×2いるアメリカでもトップクラスの環境で研究を重ねた後帰国、奈良先端科学技術大学院で、皮膚細胞を他臓器に再生させるという、“万能細胞(ips細胞)”というまっこと人の役に立つ研究を進めていらっしゃる。


そんな立派な先生がどんなお話をしてくれるのかと思いきや、


「人生万事塞翁が馬」

…!?

次回につづく。