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先日の幼児クラスは、水で湿らせた紙に絵具をドリッピングさせて、大きな四つ切り大の紙のお皿を作りました。

小さい子は立って筆を振り下ろすのですが、なぜか終わった後は微妙に放心状態になっていて、

絵具を滴らせるのってエネルギーとパワーを使うのねと、改めて納得。


現代アートのカリスマ、ジャクソン・ポロックの悲惨な最期(若くして交通事故と聞いていますが)は作品とは特に因果関係はないとは思いますが、大変パワーを消耗する絵具ドリッピング油絵だったことは紛れもない事実。

筆者も、高校時代に二百号の大作を実家の部屋で描いていて、

画面の一部に、赤ペンキを缶に入れて画面にぶつけ、それが天井に跳ね返り、

まるでスカパーの“デクスター・警察官は殺人鬼”の一場面かとみまごう事態になったのは懐かしいおもひで(色のチョイスがだったのもいけませんね!)。

それを聞いた筆者妹の友人は、
呼んでくれたらよかったのにとうらやましがっていたそうで、


衝動を昇華でき、表現出来るのも芸術の重要な特性のひとつであります。

冗談抜きで

何かたまってる

って思ってる(自覚してる)青春期の諸君はゼヒ芸術の門をたたいてみて下さい。
意外な宝が自分の中に埋まってるのを発見するかもしれません。