今をさること1980年代、ニューヨークでキース・へリングなどが、街角の壁に描いたらくがきアートが大変有名になりました。
アートが美術館から飛び出して、生活の場の壁面に活力とパワーを与えたのです。
造形的に見ると、
巨大な壁面に描画するにはまず
自分がアクティブに動き腕をいっぱいに伸ばすことが大切。
画像のようなグループ制作では、
ゆずりあったり、
互いに体がぶつからない社会性や辛抱も必要です。
そして、一見規則性がないかのようなこのお家ペイントにも塗り方のルールは設けています。
プレ小学生で、知性の発達が日進月歩の5、6歳児は
ものすごく高度なことはまだできないけど飽きっぽい、という微妙なオトシゴロ。
楽しくペイントしながらも、学ぶ、という
こんなすてきなカリキュラムを充実感をもってこなしてもらうには
普段から先生のお話をよ~く聞く姿勢が必要です。
好きなように好きなことをやる…のはそれができてから。