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夏休みもヤマ場を迎えて後半戦、小学生以下のお子さんはけだるくも楽しい時間を過ごしているでしょうか。


一方、中学校以上もしくは受験生は酷暑も加わり文字通り“ジゴク”の日々…でしょうな。°・(>_<)・°。


お受験って特殊な状況下では、ものごとにいちいち疑問をもったり思索したりするよりも、ひたすら反復や記憶に比重がかかります。

ある時期にはそれは必要なことだけど、少しでも余裕ができたら、“…なぜ?”って何にでも問い掛けてみてください。


ただ、考えていると、はたから見ると止まっているように見えるのも事実。


動きのゆ~~~っくりしたお子さんに向かってついつい「早くしなさい!!」って言っちゃうママ、


お子さんは考えてる最中かもしれませんよ。

筆者自身の経験上、そんなときにはママの方が何も考えてない場合が多いです。


日常生活をムダなく円滑に運ぶべく、真面目にしているんですからムリもないですが


アートゼミの“アート”は、真面目なお母さんから見たら、あり得んほどのムダだらけ。

岡山市は山崎在住だった洋画家、故・奥田仁先生の本に、「芸術は湿った場所に自然に発生する苔のようなもの…」というくだりがありましたが、

苔も生えないピッカピカの洗練された舗装で世界がうめつくされていたら、きっと息が詰まるのではと思います。


最近、不登校の問題で、フリースペースで子供たちが活動したり、カラーセラピーとかアートセラピーなどが人気なのも、知らず知らずのうちに人間がバランスを取っていることの表れかもしれません。


サイボーグじゃなくて、生身のニンゲンは時々心身が疲れちゃったりしますが、それを受けとめて肩をもんでくれたり養分を与えてくれるのがアート。


だから、幼児から親しんでいると、いつでも気楽にアートとお付き合いすることができるのです。


こどもにアートはまだ早いかなと迷ってるお母さん、早くないですよ(*‘‐^)-☆


迷ってるときは、もう始めどき。


眼中になかったら迷いもしませんから。