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今日の画像の中には、一ヶ所“だまし”があります。


わかった人はコメント欄に書き込んでね。


アトリエ会員さんが正解された場合には、川村記念美術館展のポストカードを差し上げまーす♪



さて、

昌人先生に


「ほんっとに内容がないよー」


と揶揄される(-"-;)このブログですが(実はひそかに面白がっているそうだ)、まいにち更新していると、筆者の動向と書く内容と、仕事や気分が複雑に関係しているのを感じるようになりました。


絵におきかえると、一点一点に入魂、じゃなくて、一連のシリーズとか動きでその人の全体像が伝わってくるっていうか。


県立美術館で開催中のピカソは生涯何万点という、エベレスト登山のような偉業を成し遂げた人ですが、よく言われるのは、“日記のように描いた”ということ。


一つの出来ごとが次に連鎖したり、後になって結び付いていたり、百人作家がいたら百通りのアプローチがあってしかりですが、ピカソさんは沢山制作できる、という魅力的なメソッドと いうかソフトを開発しちゃったのかもしれませんね~。


一つ言えるのは、



トレーニング、積めば積むほど上手くなる


五、七、五がサクッとキマりました。

ウフ♪



ところが作家の性として、クオリティを上げようとすると一作につき時間がかかる、


時間かかると次に進めない、


いきおい、点数もモチベーションも落ちて来る、って悪循環に陥りやすい。


まじめな筆者は、ひたすら自分を責めることでモチベーションアップを試みていたんですが、モノゴトってのは、登山でもいろんなルートがあるように、一方方向からではわからないのね、ってことをつい最近感じるようになりました。


沢山描くと、なかには練習作やシリーズ作、実験作、失敗作はあってしかりだけど、それだけ(本気で)トレーニングすれば必ず名作も出現します。



アートゼミに来てくれているこどもたち、そしてお母さん方も


何点か不作がつづいたからといって


結果主義にならないでね!?



アートって、もっと大きくて、役に立つものであるはず。


プロとして活躍するというのならハナシは別ですが、お子さんの成長に役立てるツールとしてのアートは、もっと長い目で見ないとね!


まず、息をするように描けたり、絵がだーい好きになるのが最初で、


その次に正しい筆の持ち方を身に付けたっていいんです。


大事なのは


お子さん本人が充実感を感じているかどうか。


沢山描いて、失敗もあっていいし、そのなかには次につながるキラッと光る宝石のような可能性も必ずひそんでいます。


ねっ?!


お子さんの次の絵を見るのが楽しみになってきたでしょ?


それです、ソレ。