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画材ってのは絵を描く材料。


一般的に知られてるのはクレパスや水彩絵具、粘土とかデスネ。


アートゼミではそういう一般的な材料も使ったり使わなかったりします。


たとえば土粘土。


今日の画像は円山アトリエ出身、現在、津高台アトリエ在籍のAちゃんの作品。


この日は仲良しのお友達がアートゼミ夏休み特別三回コースに参加して楽しい一時間をすごしました。


一般にはあまり浸透していなくても、じつはすごーく楽しい画材は(この場合は彫塑材料ですが)存在します。

土粘土なんかそのいい例です。


手にひんやりと、練れば練るほど柔らかくて手になじみ、土をさわったのに全然手荒れをしません。


なんでも、備前焼などに使う土はアルカリ性なので、手がスベスベになるんだとか。


確かに、ガーデニングや草むしりをしたらすぐ手がガサガサになるのに土粘土あそびをした後はとても気持ちがいいのです。


大人もこどもも土粘土を触っているうちにニッコリするのはそんなところに原因があるのかも。


ただ、乾いた土がポロポロと下に落ちるので、ご家庭でやるのはちょっとヘビーなようです。


あと指輪も厳禁です。
土に入っている粒子で筆者シルバーの指輪にキズがたくさんついてしまいましたΣ(T▽T;)。



ついでにいうと、もうひとつの一般的な画材、クレパスは元来油絵具の代替品として開発されたもの。


油絵がスティックになったと思ってください。


すべりをよくするために蝋が入ってます。



なのでほんとのこというと、あまり小さな幼児には、ちと高度な面もあります。


個人差が大きいですが、握力があるていどできてからの方が効果が期待できるでしょう。

では、もっとお手軽なマーカーなんかの方がいいんじゃない…?


そうとも限りません。

クレパスは重ね塗りも出来、絵具もはじき、ほかの画材との連動性がとても良いのです。

今は上手に使えなくてもあきらめずに少しずつ使い続けていると、時期がきたら花開きますよ。