いまご紹介したのはアートゼミにある本の十何分の一。
表に出てる分と、図書館でいうと閉架のぶん。
そう、すぐれた芸術は膨大な教養、知識を必要とします。
アートゼミではこれら膨大な知識、教養をバックに、テクニック的なものも鍛えて
より高度な表現力を皆さんに身につけていただこうとしています。
ただ自由に、好きなようにするのが表現ではけっしてない、ってことは意識の高い方ならわかりますよね。
小学校、中学校とどんどん勉強は高度なものをやっていき、向上心のあるこの頃のこどもなら
いくらでもがんばれるのに、美術教育だけ、正しい絵具の使い方を身に付けず、
イメージ作りやら、えのぐあそびや素材あそびから入るなんて、おかしくないですか?
美術史、ってことばにするとすごく難しいかんじがしますが
今の私達は、イキナリ、タイムマシーンをすっとばかしてポンッと現代に存在してるわけじゃなく
いろんな変遷を経ていまのカタチになっているのです。
今月末のピカソ展見学のときも、昌人先生がそんなかんじで色々とお話してくれると思いますよ!
