アトリエ授業風景。 

           

               先生はみんなの絵をまんべんなく見ながらこまかい指示をだします。



                

                  「その辺はもっと暗い色にして」


                        「はーい」


               「色鉛筆はねかし過ぎないようにして使って」


                    「はーい。先生、これぐらい?」


                        「そうそう」


                    「今日かえったらケーキ食べるんよ」




            「今、関係なかろうがぁー!((o(-゛-;)(岡山弁)」


    すみません、ガラ悪くて。




和気あいあいと先生と生徒がお話しするのはそれはそれですばらしいことですが、

学校現場で今一番言われているのが「なれあい型の学級崩壊」と言う話。


生徒と仲良くしたいためにフレンドリーに接していると、気がついたら先生と生徒の上下関係が無しになり、

対等になってしまって最期には先生の言うことを茶化したり、言うことを全然きかなくなるっていう厄介な現象です。



ここでドキッとしたお母さんも中にはいらっしゃるかもです。



何かを学ぶとき、ともだちから真摯に学びたいと思うでしょうか?



かならず上下関係の前提がないと、一対20人なり30人なりの関係はもう、不可能。



小さいときにそれをしっかりやっておくと、中学、高校になって手を焼くことも少ないでしょう。



                   しかも大好きな絵で。