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アトリエにはいろんなこどもたちがきてくれていますが、中には絵とおなじくらい文字にハマッてる小さいお子さんもいます。


象形文字といって、もともとの形態から変化したものが文字になってるのはご存じのとおり。


画像は、禁酒会館ギャラリーモンパルナスにて庭をバックに書家の先生がしたためた文字。


                        窓に窓って書いてあります。


今回は筆でアクリル絵具?(推測です)みたいなもので書いてありますが、筆さばき、ってものは絵のなかでも結構だいじな要素。


就学前のお子さんは手が小さいのであまり複雑な動かし方はまだできませんが、大きくなるにつれ、ねじったり、はねたり、いろんな動きができるようになります。


そのへんは、書道が当たり前にある日本人ならではかもしれません。


                  直線的な文字を使う欧米人には、日本人の器用さはミラクルなんだそう。


たとえば日本では小学校で木版画を普通にみんなやりますが、じつは世界的にもすごいことなんじゃないでしょうか?!



話それましたが、絵とちがって短くて、決まったストローク(筆跡)で構成されている文字は筆あそびには格好のモチーフ。


「せっかく絵を描いていたのに最近文字ばかりで…絵がきらいになったのかしら?」ととまどうお母さんには、一成長過程と思って見守ってあげて下さいとおねがいしたいです。