ピカソは生前2万点以上制作したといわれ、その作品数の多さがとかく話題になりがちですが、この写真で注目してもらいたいの


は、ピカソの座っている横にあるうずたかく積まれている本の多さです。



ピカソは一時期集中して詩を書いていた時期もあるくらいで、彼の文学好きは有名ですが、天才ピカソの勉強ぶりをうかがわせる


一枚です。



ピカソは、例えばスイス人画家セガンティーニのように、アルプスにこもって何ヶ月も描くような画家ではなかったので、


ピカソの妻オルガの証言によるとルーブル美術館に毎日のように足しげく通っていた時期もあるそうです。



そういう意味でピカソは既存の絵画から絵画を生み出す天才だったということも出来るのではないでしょうか。