061222_1412~01.jpg
この画像は大阪の国立国際美術館の地上部分。


はずかしながら、この美術館が新規リニューアルオープンしてから一度も行ってなかったので、初めてみる偉容に思わず写メしてしまいました。
びっくり建築では古くはフランスのポンピドーセンター、ルーブル美術館のガラスのピラミッドなどが有名ですが、大阪の国立国際美術館の、メタルのパイプを地下からブチあげたこれも、ランキングに入れていいでしょう。
アートゼミから近い操明小学校もかなり斬新な作りで目を引きますが、こっちは斬新さに加えて“やったろやないか~い”みたいな大阪気質が入ってるような‥のは筆者の思い込みなんでしょうか。 めあての展覧会は今いちばんイキのいい、1990年以降の絵画。

作家も30~40才台の、作家としては若手のヨーロッパやアメリカの人たち。 一見さらっと描いてある絵の背後には膨大な美術の教養と技があるのは見る人が見ればわかります。

絵を見るのには準備が必要なときがあります。


「そんなん、よくわからんわぁ」 とか!


「変な絵じゃなぁ」


とか!!(-"-;)


言われそうな絵です。


そこで


「勉強してこい」 って突き放すわけにもいかないんですが、美術館の展示方法は


題名なし

キャプション(説明)なし の

「ほら見ろ」的な… しかしこれは、あふれかえるド親切な説明の嵐(例:カップラーメンは熱湯に気を付けて注いでくださいとか。ちょっとちがいますけど)に慣らされた私たちへの美術館からの提案だと考えると素直に楽しめるんじゃないでしょうか?
実際、文字によるキャプション(説明)を省かれると、いつもより絵のなかに意味を必死で探す自分に気付きます。


発想力

創造力 の育成を掲げてるアートゼミは考えることの大切さを知っていただきたいと思っています。

一見リッチなこんな複雑な時代、今の若い子は結構考えています。