一日ずつ更新しているこのレポート、今日の写真はなかなか素敵じゃよ。
上は小学生から大人の方のチームがめいめいの作品を作っているところ。
和紙にパステル、そしてアクリル絵具に盛り上げ光沢入りメディウムを加えて作画。
ふだん教室では使わない絵具をふんだんに使っていいということで、皆さん目の色が変わっていたような。
もちろんお持ち帰り用の作品ですから、みんな最後は新聞紙にはさんで大事に持って帰られました。
下は、森をテーマに赤田さん率いる音楽ボランティアの方を中心のリズムサークルにのって、みんなで巨大画面に描きました。
右端の方に1mくらいの柄付きの筆で描いている男の子が見えますね。
昨年のリズミック=アートはマルやうずまきなどの抽象形態が主だったのですが、今年は具体的な形がテーマに設定されたので、絵的にも見やすくなっています。
今年は総入場者数が小ホールに70余名という事で、床がみえないほどの大盛況、当然絵具よごれの方も少なからずあったわけなんですが・・。
お家に帰ってからお子さんのお洋服を再確認して、「ぎゃあああああ!」と思ったお母様も少なくないかも。
・・・まあ、絵はよごれるんで、今度はよごれてもいいエプロンなどもご用意下さいね。
とはいえ、子どもって、エプロンで隠れていないところを汚す達人だったりするんですけど。
そして、今回のテーマは「音楽と絵の接点をリズムに設定し、探っていく」という大いに実験的なことなので、
いわゆる
「オチ」ってもんがないかもしれん・・・という危惧も当日直前まで主催者のなかにはうっすらあったわけなんですが、
芸術って、常に冒険したりはみだしたりする行為自体のことをさしたりしますので、「ナンジャコリャ」って結果になってもよしとする太っ腹なところもなきゃいかん、と思います。
そういえば2004年のワークショップのタイトルは「ナンジャコリャ!音楽会」でございました。
あの2時間を共有した方々、「あれは何だったんだろうなあ。」と思い返してみても、すぐには結果が現れないかもしれません。
ただ、あの経験や行為は」確実に体の中に蓄積されていますから!
うれしいことにリピーターの方も今回少なからずいらっしゃいました。
そのだれもが昨年より」期待にあふれた表情でご来場されていたのが印象的。
初回の方、2回目、3回目の方、それぞれに楽しみ方、味わい方が異なってきているのでしょう。