筆者、ちょっと四国でイイコトをしてきました。


汗だくになったけど、さいこー!   それは、イサム・ノグチ庭園美術館を見学したことです。


知らない方のために・・アメリカ人と日本人の血が混じっていて、お父さんは野口英世の友達、メキシコの女流画家フリーダ・カーロと接点もあり、、とにかく世界をまたにかけて活躍した石の彫刻家。


この美術館はノグチが晩年に、一年に3ヶ月ほど滞在し制作にいそしんだ四国の片田舎のアトリエを保存、開放したもの。


もっとくわしくは、イサムノグチ庭園美術館のホームページを見てください。著作権の関係で、庭園内の写真が撮れなかったので、これは全て外の写真です。



仕事の中心は石、いし、イシ!


びっくりするような大きな彫刻もあります。


照明器具、椅子などの家具や遊具のデザイナーでもあったようです。


ちょっとびっくりしたのは庭がかなり起伏に富んでいて、上ったり降りたりしてはじめて庭の全貌を楽しめること。


晩年の作家には体力的にきつかったのでは・・?


筆者、あまりの暑さに小高い丘に登るのは断念、同行した10代の子チームは軽々とクリア。


思わず「若いモンはいいのぉ・・」とぼやくことしきり。



子ども教室では普段扱わない石ですが、空間を考えて配置したり、水でぬらしたり、磨いたりすることで石はいろんな色や表情をみせてくれます。


石をよく知って、石と遊んでいるような、そんな気持ちにさせてくれる・・・。


未完成の削りかけの石群を見ていたら、作家はあと20年は生きて制作するつもりだったんじゃないかと感じてしまいます。