写真は小学校高学年の子どもたちが静物を写生(デッサン)しているところ。


ここでは図工⇒美術にステップアップしています。


美術を純粋に技能としてとらえて技術力アップめざしてがんばっています。




それに対して、夏休みになると宿題でよくある○○コンクール、

入賞する絵は必ずしも写実的、という感じがしません。


一見、“子どもらしく、のびのびと”描かれたものにみえますが、ほとんどが想像画やポスター、

実際の現場では、のびのびと描く事は実はかなり一般の子供にとっては難しいものなのです。



見たものをそのまま描くのではなく、頭の中で想像、構想する絵はじつはかなりの情報や知識、構成力が必要。



想像画は自然で素朴、なのではなく、じつはコドモにとってはかなりの“不自然な”絵なのです。



こどもだって頭を絞って考えているのです。