今日はアトリエのレッスンはない日。
筆者はとある外部の水彩画講座(ふれあいセンターといいます)にて社会人の方の講座をしていました。
熱心な方はもう10年くらい来られているかたもいらっしゃいます。
隔週の教室ゆえ、勘を取り戻すまでは2時間の講座時間中のほんとに後半がもっとも盛り上がります。
社会人ともなると、かなり要求度や次元も高くなり、描写以外の構図や絵作りなどに話が及びますが、
そこに立ちはだかる壁、ってものが存在します。
それは、鑑賞の少なさ。
映画を語るのに無数の映画知識が必要なように、音楽を論じるのにいろんなジャンルを知っていなけりゃ話が始まらないように。
沢山の絵をとにかく貪欲に見ることが制作の上では大変役立ちます。
「見てもわからないから・・」とよく皆さんおっしゃいますが、何か切り口や穴、のような取っ掛かりはそれぞれの人に存在します。