本年も宜しくお願い申し上げます。
Langue de chatは、1月2日より営業しております。
どうぞお立ち寄り下さいませ!
さて、年末のブログでご紹介しました通り、1シーズンに1度入るかどうかという貴重なジビエ入荷がありました。
玉川産マルカッサン(メス・未出産)のロースです。
どう違いがあるのかと申しますと、成牛と仔牛の肉質が全く異なるように、
猪の場合も同様の違いがあります。
きめ細かい繊維質で柔らかな肉質、口の中でもたつかない、さらりとした脂身・・・。
仔イノシシで、なおかつメスで未出産であるという条件が、これだけの良質な肉質を作ります。
猟師さんに「もし獲れたらすぐに連絡を下さい!」と頼んであったものが、
ようやく今季初入荷となりました。
ちなみにこちらの猟師さんは、シェフが買い出しの際に通りかかった玉川で、
飛び込みで取引をお願いした方です。
シェフのマルカッサンへの想いはまさに猪突猛進。並々ならぬものでした。
料理写真がこちらです。
玉川産マルカッサン(仔イノシシ・メス未出産)ロースのロティ ソースシェリービネガー
昨日よりメニュー入りしております。
上側の写真ではシンプルな盛り付けに思われるかもしれませんが、
最近肉料理のガルニチュールは、下写真のようなココット蒸しの温野菜でご提供しております。
それぞれの野菜にそれぞれことなる調理を施し、後から合わせてココット蒸しにします。
温野菜だけおかわりしたい!という声もあるほど好評です。
偶然にも昨日のお客様は常連様がほとんどで、かなりの確率でオーダーを頂きました。
(8組中7組のお客様がオーダーして下さいました!どうもこの時期、当店の常連様は、家禽・家畜の肉に興味が無いご様子です。)
お好きな方に食べて頂けると、やはり嬉しいものです。
ちなみに本日も2オーダー頂きましたので、残り1オーダーとなりました。
早くも明日で終わりかもしれないです・・・。
こちらは売り切れてしまったので事後報告・・・。
スコットランド産ピジョンラミエのロティ ソースサルミ
ヒマラヤトリュフ付き
昨年最後に、常連様がご注文下さったピジョンラミエ(一羽)です。
現在ヒマラヤトリュフの在庫がありますので、ご希望のお客様に、お料理+で800円でお付けしております。
丁度良く熟成されたピジョンラミエ(山鳩)とヒマラヤトリュフにソースサルミ(内臓のソース)は、
この上無い贅沢です!!
このようなことができるのも今のわずかなシーズンのみ・・・。
ジビエに関しては、1日単位でメニューが変わっている状況なので、お目当てのあるお客様は、
事前にお問い合わせ頂けると幸いです。
おまけで、今日のてんてこまい厨房映像です。
シェフが持っているフライパンではガレット、奥と手前の片手鍋にはソースとガルニチュール、
左手前のココットは出待ち中の、例の温野菜です。
ちなみに写真には写っていませんが、ストーブ上の棚には、出待ちのマルカッサン2オーダー、ブルターニュ鶏2本、天然鯛のパイ包み焼きが1本、ブレゼ用のスズキが所狭しと並んでいます。
ご予約の18名様(うち2組がそれぞれ違う内容のコース料理、他はアラカルト)がご来店、どピークの厨房です。
こんな時、シェフはキレ気味に、かつ淡々とオーダーをこなしています。
ちょっと人格が変わって、少しでも無駄なことを言うと、鋭い睨みが飛んできます。
そんな時でも呑気にブログ用写真を撮影する私・・・。笑
スーシェフとの絶妙なコンビネーションで、サービス側から声掛けがあると、ベストタイミングで料理を出してくれます。
忙しそう・・・。
Langue de chat店内がちょこっと変わりました。
入口のカフェカーテン取り付けに続き、プチ模様替えです。
インターネットにてシェフが見つけたアンティーク調のブラケットを衝動買い、
シェフ自ら電気ドリルで取り付けました。
店内の印象がちょっぴり引き締まりました。
このブログをご覧頂いた後、ご来店予定の方は、シェフに感想をお伝え頂けると、とっても喜ぶと思います・・・。笑
そんなこんなで、本年もどうぞ宜しくお願いいたします。
ソムリエールY・Y




