こんばんは。

本日は小ネタですが大ネタです。

順番にご紹介します。



Bistrot Langue de chat ブログ


アーティーチョークのバリグール風


先日のブログでご紹介致しました、こちらのお料理、好評につき、完売致しました。

何故3皿分しか作らなかったかと言いますと、アーティーチョークが、非常に高価だから。

しかし、只今シェフが、様々な方面にアンテナを張り、アーティーチョーク探しを行っておりますので、

大衆店を自負するLangue de chatの価格に見合うアーティーチョークを仕入れることができたら、

再びご提供できると思われます。



そして、花ズッキーニが大量入荷致しました!!


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大洲の加藤旬菜畑様より、色鮮やかで、立派な花ズッキーニを仕入れました。

花ズッキーニは、その名の通り、ズッキーニの花の部分で、

雄花・雌花、両方を食べることが出来ます。



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写真左が雌花、右が雄花です。


今回仕入れたものは、全て雌花です。

写真の通り、雌花には小さなズッキーニが付いております。


イタリア料理店では、この季節になると、フリットで出されることの多い花ズッキーニですが、

実はこの美しい花の寿命は大変短く、シェフ曰く、仕入れてから2~3日が限界なのだそうです。

仕入れた数は、全部で20本、明日より、コース料理もしくは、アラカルトでご注文の場合は、口頭でのお勧めにより、花ズッキーニオーダー獲得作戦を実施予定です。


花ズッキーニ料理のバリエーションなのですが、魚介や、魚介のムース、リゾット、チーズなどを花に詰め、蒸したりフリットにするのが、各レストランで多く見られる調理方法です。

Langue de chatでは、瀬戸内産舌平目のムースを花に詰め込み、蒸し焼きにしました。

ソースはサフランソースです。

デコレにナイスベジタブルファーム矢野様のナスタチウムとマロを添え、ソースサフランでのご提供です。


営業の後半、シェフが試作した花ズッキーニの料理が、下記写真のものです。


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大洲産花ズッキーニの詰め物

瀬戸内産舌平目のムース ソースサフラン


ズッキーニの黄色とマロの紫色が美しいコントラストを作り、見た目にも美しいお料理となっています。

いつも試作はシェフが最初に食べるのですが、一口頬張るなり、目を丸くして、皆に「食べて良いよ!」との指示。

早速、私も飛びつきました。

花の部分はふんわりとした食感の中に、舌平目の旨味がたっぷりのムース、

ズッキーニの部分は、通常売られているズッキーニよりも、かなり味が濃く、

何故?と思いきや、舌平目の出汁を吸っていることに気づきます。

そこにサフランの香りが鼻腔から抜け、春から夏の喜びを感じさせてくれる味わいとなっています。


シェフ曰く、「地物でこれだけのものが作れるのは、何て幸せなんだろう。生産者の方々との繋がりがあってのことだね。」


とのことです。


もう一度書きますが、この料理の寿命は大変短く、土曜日・日曜日はお出しできますが、

月曜日には花の状態により、お出しできるかどうかわかりません。

絶えず毎日仕入れられるものではなく、生産者の方の協力によるものなので、今回は土日2日間確実にご提供、月曜日は?ですので、ご来店の際、気になる方は、お電話で在庫確認をお願い致します。


まだ未定ですが、来週末、もう一度このお料理がご提供できるかもしれませんので、

このチャンスを見逃された方、がっかりされないでください。

ご提供できる場合は、また当ブログにて、お知らせ致します。


それでは皆様、良い週末をお過ごしくださいませ。


ワイン担当Y・Y