こんばんは。

椿さんも終わり、暖かくなる兆しと共に、花粉の季節が到来し、

グズグズなワイン担当Y・Yです。


Langue de chatのメニューも、どんどん春らしく移行しております。


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芽キャベツとベーコンのクスクス 750円


大洲より届いた芽キャベツは、柔らかな葉とほろ苦い春の味です。

ベーコンとクスクスと共に、温かいココット仕立てにて、ご提供です。


昔シェフが一緒に仕事をしていたフランス人に、まかないで供して大変喜ばれたのが、

この「芽キャベツとベーコンのクスクス」なのだそうです。


フランスの家庭で、気軽に食べられているような、誰もが大好きな味、というイメージでしょうか・・・。


ぜひ、お召し上がり下さいませ・・・。


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久々に、こういう写真です。

春の兆しが・・・と、書いておきながら、今期最後のジビエの入荷です。

フランス産コルヴェール(青首鴨)、最後の一羽です。

ローストにして、ソースサルミでのご提供です。

こちらをもちまして、コルヴェールは来期まで入荷がございませんので、

食べ収めをご希望の方がいらっしゃいましたら、ご予約をお勧め致しますε=(。・д・。)


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モンサンミッシェル産ムール貝、入荷しました!!


「外洋の魚など使わん!ヽ(`Д´)ノ」


と、つい数ヶ月前まで申しておりましたシェフですが、


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瀬戸内産天然スズキとモンサンミッシェル(フランス)産ムール貝の

ア・ラ・ナージュ 1750円



コンセプト変更に伴い、モンサンミッシェル産ムール貝と、瀬戸内産のスズキを合わせた、

こちらのお料理。

その他野菜は、紫カリフラワー、ロマネスコ、シャンピニオン、大洲・加藤旬菜畑様のポワロー、西条・ナイスベジタブルファーム様のフヌイユを使用しております。


ちなみにア・ラ・ナージュとは、「ナージュ」が水泳という意味で、魚介をたっぷりの液体の中で火を通し、その煮汁ごと供する料理をア・ラ・ナージュと呼びます。

通常、バターと生クリームで仕上げるところを、バターのみで仕上げ、ブイヨン・ド・レギュウム(香味野菜のブイヨン)で行うところを、西条・ナイスベジタブルファーム様のフヌイユのみで仕上げております。

通常、白ワインを使うのですが、より味に深みと風味を出すために、ヴェルモット酒を使っております。


素材それぞれの美味しさはもちろん、旨味の詰まった春らしい味わいのスープも、絶品です!!

是非、お召し上がりくださいませ。


先日より仕入れている、ロワール産ホワイトアスパラガスに、ブルターニュ産ウズラ、コルヴェール、

モンサンミッシェル産ムール貝・・・。


何だかフランス料理屋さんのような仕入れ素材ですね・・・笑


湊町の小洒落た洋食屋さんを目指していたシェフですが、

地元素材の中に、彩りを添える輸入食材も、少しずつ入れていくのだとか。

今までブログをご覧頂いていた方にとっては、かなり違和感のある料理作りかもしれませんが、

より○○○スらしい洋食屋に成長していくために、頑張るそうです。


ここで追加なのですが、当店はBistrotという看板を上げておりますが、

シェフの中では、まだまだ到達していない過程が多く、自信を持ってBistrotだと言い切れないのが現状なのだとか。

正確に言えば、Bistrotに到達するという夢のために、Bistrotを掲げているそうです。


今回のコンセプト変更が、よりその夢に一歩近づく過程であることを願うばかりです。


相変わらず迷走と試行錯誤を繰り返す、Bistrot Langue de chatです。



ワイン担当Y・Y