私は人生に於いて、今自分が置かれている立場で、今の自分に出来る事を真剣に取り組んでいく。という姿勢で絶えず望んできた。創作に於いてもその姿勢は変わらず、いつもステップ創作を心がけている。ステップごとに課題を設定し創作物をステップを踏んでより完璧な完成体へと仕上げていくといった手法です。
誰から教わった訳でもなく、造りたいと思った物は絶対に造り上げないと気がすまない性分ゆえに、確実に造り上げる道を自然と歩んで来たのでしょう。
前作のリボルトは、完全オリジナルが課題であったので、真っ白の状態からの造形であり、デザイン的に言えば、ラインの方向性を叩き出すのが課題でした。独創性豊かなオリジナルのライン。それを満足のいく形で仕上げる事が出来た次にやることは、
そのデザインを更に煮詰めていき、新たな課題としてそこにブレイク機構を追加する。デザインの方は叩き台が出ているので作業としては楽である。このステップでの課題は、やはりブレイク機構であり、そのブレイクも前々作のシーザーで既に形として造り上げているので、今回は更にそれを片手でブレイク操作出来るモノにステップアップさせる。
片手でのブレイク、
それがブレイク・モデルが一番カッコ良く映える瞬間。
以前からのブレイクに対する私の拘りだ。
シーザーでやり残した課題への挑戦でもある。