中学時代、当時少年キングに掲載されていた望月三起也先生の「ワイルド7」に刺激された。個性的で鋭いタッチ、バイクや車そしてGUNがかっこ良過ぎるアングルで鮮烈に描かれていた。絵を描くのが好きだった私は、当然それを模写しまくった。この時期、真剣に漫画家になりたいなどとも思ったりしていた。


 私は五人兄弟の次男でその内二人の姉がいる。姉達は別マを愛読していた。そこに掲載されていたくらもちふさこ先生の作品は、三起也先生の鋭いタッチとは異なる芸術性みなぎる色彩感覚とタッチで、私に別世界の感動と刺激を与えてくれた。天才的才能すら感じた女史の漫画で、記憶している作品タイトルは「赤いガラス窓」「わずか1小節のラララ」「おしゃべり階段 」「いつもポケットにショパン」等でストーリーも他の少女漫画と一線を越えていた。


 少女漫画にさほど興味は無かったが女史の作品だけは、コミックを全部買い集めた程にふさこわーるどに魅惑された。他に好きだった漫画家は、これまたタッチが光る、あだち充先生。朝倉みなみは私の永遠のアイドルです。


 中学時代、描きまくった漫画だったが、それ以後は描くことも無く、長男が小6の時でしたかペンタブを購入しまして、私もそれを借りて久しぶりに漫画模写を楽しみました。GUN製作の息抜き、気分転換に子供達と一緒に運営してきた素材サイトで素材として描いてきた作品です。


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