こんにちは。
HRS日本ホテルレストランサービス技能協会テーブルマナー認定講師のSACHIKOです。

毎週土曜日・日曜日および祝日、時々平日にテーブルマナー講座(洋・和)を開催しております。(総合受講者数1,083人)

本日2回目の投稿です。(←珍しい!)

早速ですが、レストランでワインのオーダーにお困りではありませんか?

今やソムリエさんがいるレストランがほとんどです。
ソムリエさんがいると、高いワインを勧められそうとか、
逆に安いワインを頼みにくいとか、
そんな風に思ったことはありませんか?

ソムリエさんと上手にコミュニケーションを取りながらワインのオーダーができたら楽しいですし、スマートなオーダーができたら人前でもちょっとカッコ良いですよね。

たしかに、お料理とワインとコミュニケーションの相関関係で、その場の楽しみ方が全然変わります。



乾杯酒としてのオーダーはシャンパーニュやスパークリングワインをオーダーするのがスマートです。

もちろん、アルコールが飲めない方はノンアルコールのワインやカクテル、ソフトドリンクでもOKです。

が、乾杯酒にいきなり赤ワインや白ワインをオーダーするのは、ちょっと野暮かもしれませんね。

日本の居酒屋さんで最初に「とりあえずビール」とオーダーする文化と似ていて、乾杯に相応しいのは”泡もの”という意味で、シャンパーニュやスパークリングワインがおすすめです。

また、どんな前菜料理にも合うのがシャンパーニュやスパークリングワインですから、前菜を美味しくいただけます。

その後…

乾杯酒が残り少なく(だいたい残り2口)なったら、給仕の方が「何かお飲み物をご用意いたしましょうか?」と声を掛けてくださいます。

そこで、
「え~~と、そうですね~…、どうしようかな…」
なぁ~んて悩んでしまうことありませんか?

・断りたいけど、上手く断るにはどうしたらいいのか?
・飲みたいけど値段が気になる…
・いや、もうお水でいいんだけで…
と、もたもたした経験はありませんか?



私はワインは好きなんだけれど、アルコールは2杯ぐらいしか飲めないので、シャンパーニュのあとは、メインディッシュの時に赤ワインをいただこうと予め決めています。(←いつもではありませんが 笑)

なので、自分で計画的に予定しているのであれば、乾杯酒がなくなったら「メインディッシュに合わせて赤ワインをお願いします。」とオーダーしています。

「え~~~、それって値段が気にならないの?」というお声があるかもしれませんね。

先の言い方はソムリエさんにお任せしますという意味のオーダーですが、お値段はだいたい相場というものがありますので、それを念頭に入れておきましょう。

「次の料理に合わせてワイン(白or赤)をお願いします。」と言った場合、一般的に3,000円前後(税込)のテーブルワイン(Vin de Table)を用意してくださいます。

ワインリストをもらったところで、リーズナブルなものはビストロやブラッスリーでない限りほぼ無いと思います。

あとは、ボトルをオーダーしてみんなで飲むというと、少しはお値段が下がるかもしれませんが…

まずは、ソムリエさんにお任せ♪みたいなオーダーで、スマートなコミュニケーションを楽しんでみてはいかがでしょうか。