烏丸丸太町で逸品ばかりを連続してお買いもの♪
その後、向かったのは「栖園」さんでした。京都には甘味どころがたくさんあるのに、わりと気に入ったところに通うことが多いので未訪の店もちらほら。
今年はかなりそういう店も巡ってみたのですが、夏に伺えなかった一軒がこちらでした。


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琥珀ながしというやわらかな寒天に季節の蜜をかけたものが、大人気。
でもこの日はあいにく・・・わたしの苦手な栗しかなく、かなり甘みが強いこともあり寒天だけを拾い食べする羽目に。栗好きの人がみたら「いやーん」と悲鳴を上げそうな残し方をしてしまいました。


栗やサツマイモ、かぼちゃといったものはできるだけ自然の風味のままか塩味でいただくのが好きなんです。たとえば甘栗や焼き芋、バターソテーしたかぼちゃなど。甘くしたお菓子は和洋ともに苦手で以前は全くだめでした。お菓子で言うと好きなものが、本当に限られているんです。
同じ蜜で煮たものも、渋皮煮はいいけど栗のきいろいのが見えるとダメ汗、でも茶巾に絞ったきんとんや煮たものを使って自分で作るお正月のきんとんは好き♪と、もうほとんどいちゃもんの世界かも・・・。すみません


ただ、この寒天のすっきりと雑味のない味わいと限りなくやわらかな食感は素晴らしいです。もう少し甘さが控え目だとわたし好みなのだけれど。この前の季節はぶどうだったようで・・・ああ、残念!


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栖園さんは町家の店舗の奥にある坪庭が見える小さな喫茶スペースで(二階もあるようです)、和菓子の大極殿さんの甘味どころです。
こちらでもいろいろな商品が買えるのですが、せっかくなので南下して大丸の隣にある本店にお邪魔してみました。生菓子は予約制だそう。カステラを買ってみました。お値段も小さいのは500円ほどとお安く、パッケージがレトロで可愛らしくてちょっとしたおみやげにいいですね。


このあと、ふたたびわたしは烏丸丸太町へ・・・日帰りというのにあと3軒「和」「和」「酒」となったそのお話に、続きます。